CALL MY NAME２（黄） (ページ35)

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メーデー（side黄）ページ35

電話が切れた時のことを覚えとらん

ハッと意識が戻ったときにはバイト先にいた

覚えてないけど脳内で言葉がのたうち回るってる
やから多分、それを言われたん

原因を作ったのは俺で
そもそも別れるはめになったのも俺のせいで
俺のエゴって鎖をぐるぐる巻にした

　
「すばるくん、俺、」

横山くんとすばるくんと迷った
やけど横山くんAと付き合ってたし取られたらどうしよって
取られるわけないんやろうけど
でもA横山くんのこと大好きやし
いやな？もう恋愛の好きやないってことはわかってるん
やってその後俺と何年付き合ったって話しやし
いやでもわからんやん！
ライブん時隣におったの見てるし？！

「どうしたん」

「·····Aが、

Aに、」

「わからんわ！」

「あの、えと………」

電話したはいいものの、何も考えんとかけてて。

「なんやねん。。
今すぐ動けるんやったら来るか？ヨコおるけど」

「へっ？！あ、横山くん？あ、おん、動ける…」

「じゃ場所送るから頭ん中整理しなから来いよ」

「うん、はい…」

すぐに送られてきたのは外苑前の居酒屋？らしきところ。
ひとまず電車のって向かってみる。

結局横山くんもおるやん
悩んだ意味無かったなぁ…
どうしよ、もうすでにAとあれやったら、、、

あ"ー！！！
どうしよ、行くんやめるよかな？
いやでも、すばるくん断るなんて出来んし、ちょっとはこの胸のザワザワも収まるんやったら、、

そんなこと考えてたらすでに駅に着いてもーて、戻るんやめてマップひらいた。
5分くらいで到着。

カランカランとベルが鳴って
おそるおそる店内覗くと、カウンターにすばるくんと横山くんが座っとった。