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忠義の話を聞いたとき
脇腹と足がチクリと痛んだ
身に覚えのある痛み
「…ほかに覚えていることは？」
大「うーん、あ、Aが死ぬ前に約束したんやで。生まれ変わったらまた会おう。見つけやすいようにこの姿で目印をつけておくって」
また痛みが私を襲う
その痛みは苦しい痛みではなく、ほんの小さなつつくような痛み
「目印って何か覚えてる？」
大「目印…さっぱり…」
そこがわからなければもう真偽は不明
むず痒い
大「ま、やからきっとAと俺はきっと生まれ変わって出会った運命の相手やから。浮気なんかせぇへんよ。俺が愛してるのはAだけやから。…ってことで、Aの熱下がったし明日お互い休みやし泊まろうかな！着替えよ！」
優しく甘い言葉を言ったあとで
照れたように急に立ち上がる
ワイシャツを脱ぐと上半身は裸のままタンスを漁り始める忠義を見た
気づく
「忠義ってそんな所に傷あったっけ」
大「…さぁ。あ、でもAもあるやんか同じところに」
脇腹が再度チクリと痛む
大「もしかしてこれがその目印かもしれんな」
ふわっと笑ったその顔は
何度も見た表情
あの秘密の水辺で夕日に照らされ浮かんだあの優しい笑顔
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温田(プロフ) - まるこさん» なんとか完結しました…！悲しい終わりにしたいけど、でも、、と悩んだ結果、バッドエンドもハッピーエンドも詰め込んでみました。。長い時間お付き合いありがとうございました！！ (2021年11月6日 22時) (
レス) id: 234b286837 (このIDを非表示/違反報告)
まるこ(プロフ) - 完結…しましたね😭過去が悲しい終わり方だったので現代では2人、幸せになれて本当に良かったです❤️連載お疲れ様でした😊 (2021年11月6日 21時) (レス) id: 882f735b0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：温田 | 作成日時：2021年10月21日 19時
