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姫様のしてきたことはたくさん聞いた
だけど私はやらない
平和ボケしてる時代で過ごしてきた私にはできない事ばかり
でも優しい方だと聞いてきた姫様がそんな人で
それでもみんなが慕っていて
地位が高い人達はそれが普通だったのか
なんて思ったら悲しくなる
大「姫様、何か考え事でも?」
いつものように腰掛けて
ゆっくりと揺れる水面を眺めていたら
後ろから声がした
「…大倉」
隣に腰掛けると、なんとも心地よさそうに深呼吸をする
大「今日はいつにも増して悲しそうな顔をしてますね」
本日二度目の悲しそうな顔してる発言
私の顔を覗き込む大倉と目が合えば
なんだか恥ずかしくて思わず目をそらす
「大倉はさ、私が前と変わったと思う?」
大「…そうですねぇ、思います」
「昔の私と今の私、どっちが良い?」
口をついて出たのはそんな言葉
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温田(プロフ) - まるこさん» まるこさん、いつもありがとうございます(T_T)実は私もあまり得意ではない転生モノなので…ガチガチにならないようには気をつけてます!笑 ゆっくりやらせて頂きますが、今回もどうぞよろしくお願いします! (2021年10月14日 18時) (レス) id: 413ed48470 (このIDを非表示/違反報告)
まるこ(プロフ) - 転生モノ、アレ?私ついていけるのか??と最初思ってましたが、読み進めていくうちにどっぷりハマっていました笑 早く更新されないかワクワクしています😊❤️温田さんの作品、ほんとに楽しすぎます🙌🙌 (2021年10月14日 0時) (レス) @page41 id: 882f735b0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:温田 | 作成日時:2021年9月11日 1時