Twilight 2 ページ2
あれやこれや妄想を膨らませていると、アナウンスが終点を告げる。
ゆっくりと電車が止まっても、お兄さんは起きる気配がない。
「あの、着きましたけど」
そうっと、彼の肩を押してみる。
「ん〜」
いやいや、起きてください！
口をむにゅむにゅしてますけど！子どもみたいで可愛い！！
……じゃなくて。
「終点でーす」
車掌さんが勢いよく連結のドアから飛び出してくる。
その大きな声に、お兄さんがハッ！と飛び起きた。
「うぇ？ここどこ？」
「終点ですけど……」
ああ、凝りぎみの肩がちょっと痛い。
軽く肩を上げ下げしながら立ち上がったら、一緒に立ち上がったお兄さんが慌てながら
「寄っかかってもうてた？ごめんなさい！」
と90度くらいまで頭を下げた。
「あ、大丈夫です。けど、降りましょう？」
あ！と大きな声で飛び上がったお兄さんがギターのケースを担いで先に降りる。
目の前でピョコピョコ揺れながら歩く後ろ姿は、お兄ちゃんと違って目線の高さだ。
そのまま階段を上っていくのかと思いきや、１段目に足をかけたところでくるりと振り向く。
ドキン。
久しぶりのトキメキに、心臓が過剰反応を起こしてる。
何故かニコッと微笑んだお兄さんは、また前を向いて階段を上っていく。
その斜め後ろを、私も足音を揃えて上った。
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ふわり(プロフ) - えーと、その、同僚の大胸筋をだね……（自粛） (2017年12月7日 17時) (
レス) id: aa255c5fb5 (このIDを非表示/違反報告)
花蜂(プロフ) - ふわりさん» 笑顔のカワイイ同僚推しで(*´艸`*) (2017年12月7日 17時) (レス) id: f10a3ced08 (このIDを非表示/違反報告)
ふわり(プロフ) - 丸山さん妻帯者かぁー。じゃ、私は面倒くさいお兄ちゃんで。（なんのこっちゃ） (2017年12月6日 12時) (レス) id: aa255c5fb5 (このIDを非表示/違反報告)
花蜂(プロフ) - かさねさん» おつかれさまです＜(_ _)＞私も聴きたい（笑） (2017年12月4日 12時) (レス) id: f10a3ced08 (このIDを非表示/違反報告)
かさね(プロフ) - なにこれ癒し‥！私も山田のアコースティック聞きたい！（疲れてるのでいやしを求めています） (2017年12月2日 20時) (レス) id: e9dff60579 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花蜂
| 作成日時：2017年11月1日 23時
