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rd× 二兎2 ページ18

※ともくんの の続きです。

rd

あぁ、くそ、なんで出えへんねん。

「あ、もしもし、小瀧?神ちゃんどこおるか知らん?」

『へ?あぁ、神ちゃん?
 照史の家とかかなあー、最近仲良いし。』

「照史ん家?ん、わかったわ、」

電話を切って照史にかけると聞こえたのは神ちゃんの喘ぎ声?
なにそれ…。浮気かよ。

「たかだか遊んでたくらいで、アホくさ。」

やのに俺の心はどっかモヤモヤしてて、気がつけば照史の家の下。

「…照史、」

「おう、来たんか」

「あっくん?どしたん?っ…、しげっ、」

ブカブカのパーカーを羽織って、
明らか今までなんかしてたであろう格好。
下は下着のままなんか、フードをかぶってパタパタ歩いてきたみたい。

照史の後ろに隠れて、なんやそれ。

「もんち、向こうでココア飲もっか。」

照史の服をぎゅっと掴んで隠れるように俺を見た。
口はぎゅっと結んだまま、こくんと頷いた。

「ほなな、」

そう言って閉めようとした扉を手でこじ開けて中に入った。
オートロックを無言で開けたのはこれ見せたいからやろ?

「神ちゃん、話ある」

「っ…、俺は、ないもんっ。」

「俺はあんねん。浮気者」

「…いいもんっ、別れるもんっ、」

「なんやねんそれ!」

「しげも浮気したもんっ…
 記念日ほったらかしたもんっ、
 …俺のことなんかどーでもいいんやろっ…」

すっかり照史のですって感じ。
そのパンツ、照史のやしな。
部屋に入っても照史から離れへんし、
テーブルに掛けても照史の横。

ちゃっかり腕まで組んで。

「…とも」

「呼ばんとって。今日仕事なんやろ。なんで帰ってきたん
 俺あっくんち泊まるし。荷物も減らしたもんっ」

「ま、そゆことやわ。」

「照史はあかん!とも、帰るで」

「…やだっ、」

「んなら、シゲも泊まってけば?」

「は?」







「ん、もんちココアどうぞ」

「…ありがと。あっくん、」

「シゲもコーヒーでええやろ?」

イライラする。目をはらして照史の隣座ってさ。
唇突き出して甘えた声出して。うっざ。

「もんち、ちゅーしてや」

「え?」

「あかんで、ともっ、そんなんっ」


ちゅ


「…これでええ?/」

頬を染めて照史の背中に腕を回してぎゅっと抱きついた。
ふわっと笑う照史がムカつく。

「シゲ、別れるんやろ。
 ずっと甘えたいの俺我慢してんで?もういいやろ?」

「…は、なんなん」

「浮気した奴に怒られても怖くないもん」

rd× バター→←rb× 快感※



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non(プロフ) - いつも素敵な作品をありがとうございます!!suta.様のかみしげが大好きです😭これからも更新楽しみにしてます😭 (2023年1月4日 1時) (レス) @page43 id: 75b3cd701b (このIDを非表示/違反報告)
suta.(プロフ) - kikaさん» 嬉しいです〜!😭💗💗💗幸せに向かうと手が止まってしまうんですが…笑ともくん幸せになりますように!!笑 (2022年12月9日 7時) (レス) id: d955a4a289 (このIDを非表示/違反報告)
kika(プロフ) - ともくん……幸せになってくださいーーー😭続き楽しみにしています‼︎ (2022年12月8日 6時) (レス) @page25 id: 8a2ca7f8a9 (このIDを非表示/違反報告)
suta.(プロフ) - 名無しさん» ご丁寧にありがとうございます😰😰 (2022年11月9日 18時) (レス) id: d955a4a289 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - コメント失礼致します。オ/リ/フ/ラがついたままになっておりますよ…。 (2022年11月9日 15時) (レス) id: 3c150abdca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:suta. | 作成日時:2022年11月9日 6時

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