rd× 昼寝 ページ1
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ふわふわに乾いたシーツとあったかい匂いに包まれて
そっと目を開けると愛しい人がいる。
手を伸ばしてそっと頬を触れると俺の手に擦り寄った。
しばらくして気がついたのか
目を開けるとあっという間に俺を包み込んでしまう。
「おはよ」
「ん、おはよ」
まだ眠いのか甘えた声でモゾモゾとシーツを動かした。
心地よい心音に耳を澄ますとそれに合わせるかのように
俺の背中をトントンと優しく叩いた。
「しげ、おきひんの…？」
「んー、うん…、まだおろ？」
「ねぼすけ」
右頬に顔を近づけちゅっとキスをすると
こっちも、と反対の頬を差し出した。
はいはいと体を起こしてキスしてやると
アイドルとは思われへんようなだらしのない顔。
「そのまま俺に跨って」
俺の腰を掴んで上に乗らせてしまうと
付け根をやわやわと触って、シャツの中に手を滑らせた。
小さなキスを何度も繰り返し、俺のぽっこりしたお腹を触る
「しっ、…/ だめやって、んんっ…/」
「かーわい。ぷにぷにしてて、好きやで」
「お腹だけ？」
「んーん、全部好き」
なんて爽やかに笑うからなんなんって思いながらも
好きって言葉に俺も顔がふやけてしまう。
「神ちゃんも俺んことすき？」
「…んーん」
「えっ、なんで！
夜中に体触ってるから？
こないだ神ちゃんのパンツ使って一人でシたんバレた！？
待って、寝顔写真撮ってたやつか…？
あ、わかった。酔わせて夜持ち込もうとした計画！？
淳太から聞いたん！？なあー！！！」
「ちょちょちょちょっと待って！！
な、なんそれ…、そんなことしてたん！？」
「え！？…んんっ、俺に心当たりはない！！」
さっきの慌てた顔はどこに行ったのやら。
すん、って済ました顔してるけど、もう遅いで。
「ごめんって！神ちゃん！嫌いにならんといて？な？」
「…俺は大好きやもんって言いたかったんやけど。」
やってもうたあー！って顔してふうー！っとため息をついた。
こいつもしかして反省してないな…
そう思って乳 首ぎゅって摘んでやった。ムカつく！！
「ぎゃああっ！！！」
何すんのなあ、って胸の辺り隠してるけど悪いの俺ですか！？
ふんっ！って怒っていると体を起こして
ごめんなあ、なんて弱々しい声出して。
俺も惚れた弱みなんかなあ。
そんな顔も全部愛おしく見えるんよ。
「ふふ、シゲのばーか」
「…だって神ちゃんのこと好きやもん」
「ん、俺も。だーいすきよ、」
「神ちゃん〜っ！！」
「ぎゃ！鼻水！！」
fin
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作者名：suta. | 作成日時：2022年9月18日 10時
