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角名「侑と治ばっかずるいから俺もくっついていい?」
「それは許可もらってからくっつくべきだよ。りんたろ。
暑いから離れて。」
銀「のんちゃん俺も!」
「待って、本当に苦しいから。」
後輩はもちろん可愛い。
私によく懐いてくれていると思う。
いや、よく懐きすぎていると言っていいだろう。
そのせいで何度走馬灯を見たことか。
初めは私のこと慕ってくれて
のんちゃんのんちゃん言いながら
後ろをついてきてくれたのに
今では大男たちに殺されかけている。
1年前のあの子たちはどこへ行ったの?
侑「なぁ、のんちゃん?
早く俺とデートしよう!」
治「はぁ?ツムみたいなやつと
デートする物好きなんておらんやろ。
のんちゃんは俺とデートすんねん。」
侑「しばいたろか!!!」
「こらこら。喧嘩しないの。」
隙があればすぐ喧嘩を始める双子。
マネージャーというよりほぼお母さんだな私。
「りんたろ写真撮らないで。」
りんたろは気づいたらいつも勝手に私の写真を撮る。
それが上手に撮れているのもなんだか癪に障る。
角名「だって、のんちゃん美人じゃん。
ほらこれとか可愛いよ。」
銀「俺もその写真欲しい!」
「銀もやめて!」
はぁ、早くアラン君来てくれないかな。
1人でここまとめるの大変だわ。
アラン「お前らののいじめすぎたらあかんで!」
そんなことを願っていると
本当にアラン君がやってきてくれた。
「アラン君てもしかしてエスパー?」
アラン「やっと気づいた?実はエスパー…」
「お腹すいたなぁ」
アラン「最後まで話し聞け!」
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作者名:ぴぴ | 作成日時:2024年3月3日 1時