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次に目が覚めた時は病室だった。




あぁ、私トラックに轢かれたのか。

そう気づくまでに時間はかからなかった。




体に刺さる大量の管。
そして何より左足への圧迫感。

痛い。


先生「気づいたみたいだね。君は2日前にトラックに轢かれて、今まで意識不明だったんだよ」

どうやら2日感、意識不明の重体だったらしい。
隣で母が安堵の表情を浮かべながら涙を流している。


先生「あんまり驚いていないみたいだね。」


先生も言うように、
事故にあったとは思えないくらい自分が冷静で
そこに少し驚いた。




A「れ、れん、しゅ、」



ここでようやく気づく。





自分の声が出しづらいことに。





先生「まだ薬の副作用で喋りにくいみたいだね。」





先生はそう言ったが
私はここから先声を出すことをやめた。
喋りにくいのではない。喋れないのだ。

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ぴぴ(プロフ) - 紅さん» ありがとうございます。頑張ります^^ (3月1日 19時) (レス) id: 2e3bf243e3 (このIDを非表示/違反報告)
- とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (3月1日 18時) (レス) @page17 id: 147f4e35b6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴぴ | 作成日時:2024年2月28日 2時

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