4 ページ4
次に目が覚めた時は病室だった。
あぁ、私トラックに轢かれたのか。
そう気づくまでに時間はかからなかった。
体に刺さる大量の管。
そして何より左足への圧迫感。
痛い。
先生「気づいたみたいだね。君は2日前にトラックに轢かれて、今まで意識不明だったんだよ」
どうやら2日感、意識不明の重体だったらしい。
隣で母が安堵の表情を浮かべながら涙を流している。
先生「あんまり驚いていないみたいだね。」
先生も言うように、
事故にあったとは思えないくらい自分が冷静で
そこに少し驚いた。
A「れ、れん、しゅ、」
ここでようやく気づく。
自分の声が出しづらいことに。
先生「まだ薬の副作用で喋りにくいみたいだね。」
先生はそう言ったが
私はここから先声を出すことをやめた。
喋りにくいのではない。喋れないのだ。
156人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぴぴ(プロフ) - 紅さん» ありがとうございます。頑張ります^^ (3月1日 19時) (レス) id: 2e3bf243e3 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (3月1日 18時) (レス) @page17 id: 147f4e35b6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぴぴ | 作成日時:2024年2月28日 2時