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そしてゴールデンウィーク。合宿当日。
私たちは、新幹線に乗って仙台へと移動する。
貸し出しはあるとはいえ荷物はかなり多くなるため、よろよろと歩いていた。
それをみかねた福永に
福永「貸して。」
と荷物を取られてしまった。
初めは、首を横に振って大丈夫だと示したが
結局優しさに甘えて、持ってもらうことにした。
山本「俺も持つ。マネとはいえ、男の俺の方が持てるからな！」
黒尾「山本〜かっこいいじゃん。」
芝山「ここは、後輩の僕が！」
そんな福永を見ていたみんなに
一つ、また一つと荷物を取られていき
ついに私の荷物は一つだけになった。
研磨「……持つ…。」
結局最後の一つは孤爪に取られ
マネでありながら荷物を一つも持たない人になってしまった。
黒尾「あの研磨が！女の子に優しく！」
黒尾先輩が孤爪を茶化す。
研磨「クロうるさい。怪我まだ治ってないし、転ばれたりでもしたら困るだけだから。」
そう孤爪は言うが、私はその優しさが嬉しかった。
” みんなありがとうございます。”
海「いつでも頼っていいからね。」
そういうと私の肩をみんながポンと叩いてくれた。
あぁ、優しい。ここがすごく暖かい。
一ヶ月しかこの部にはいないが私はここがすごく好きだ。
黒尾「さぁ、行くぞ！！」
黒尾先輩の声に身を引き締める。
これから先どんな出会いがあるのか楽しみだ。
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ぴぴ(プロフ) - 紅さん» ありがとうございます。頑張ります＾＾ (3月1日 19時) (
レス) id: 2e3bf243e3 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (3月1日 18時) (レス) @page17 id: 147f4e35b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴぴ | 作成日時：2024年2月28日 2時
