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102話 ページ5

ふっと目を開けるとAの顔が真横にあって抱きついて2人とも眠ったことを察した


毛布がかけられているのと少し物音が聞こえるのとで誰かが帰っていることを知る



俺のズボンの裾はちゃんと下ろしてあった



ちょん と叩くと目覚めるA


少し眠たげだったけど俺の顔をみてハッと目を開けた


なんとなく気まづい空気


「し、した行く?」


裏返った声


「う、うん」

答えた彼女も裏返っていて笑いあった


それからリビングに行くとそらるさんとセンラくんが優雅にコーヒーを飲んでいた


「仲良くなれた?」


大人の笑みで尋ねるセンラくん



「うん!それに思いだしたよ、せーたん!」


満面の笑みで報告するA


口元を綻ばせたセンラくん


するとそらるさんが何かをAに渡した


頭に?を浮かべているとAに呼ばれ部屋にいく


「何持っとるん?」


魔法の水だよ なんて笑いながら救急箱らしきものを漁っていた



足出してと言われ素直に従うと


魔法の水とやらを含ませたコットンで傷口を撫でられた


頭の中が?でいっぱいになる


「手当て、しないと痕残っちゃうから。水素水を傷口に当てると治りやすいんだって、だからそらるさんに頼んだの」


もちろんluzくんのことは言ってないからねと笑う彼女


抜け目ないなあ


「ありがとね」


そういうと照れたように笑って


どういたしましてという彼女に胸が高鳴ったのは気づいてないふりをしよう

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龍羽(プロフ) - あいろさん» とても光栄です!ありがとうございます!更新頻度が定期的でない上に遅くて申し訳ないです。これからもよろしくお願いします (2019年11月2日 16時) (レス) id: 6143e2a037 (このIDを非表示/違反報告)
あいろ - ここまで続きが気になる小説は、初めてです。更新頑張ってください! (2019年11月2日 8時) (レス) id: 7961ad3a74 (このIDを非表示/違反報告)
龍羽(プロフ) - きゆさん» 再度レスありがとうございます!!最後の話の更新が約1年前なんですよね^^;言い訳するわけではないのですが当時とはまた考え方や書き方が異なってくるかもしれません。それでも完結までもっていきたいと思っているので気長にお待ちください笑 (2019年8月29日 22時) (レス) id: 6143e2a037 (このIDを非表示/違反報告)
きゆ - 見てすぐ返してくれてありがとうございました(。・ω・。)どんなに時間がかかっても、完結までお付き合いしますので!無理しないようにリュウさんのペースで進めていって下さいね!夜遅くにすみませんでした。 (2019年8月29日 22時) (レス) id: a065501dc8 (このIDを非表示/違反報告)
龍羽(プロフ) - きゆさん» 感動していただけてとてもうれしいです!更新がんばりますね! (2019年8月29日 22時) (レス) id: 6143e2a037 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リュウ | 作成日時:2018年3月27日 19時

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