ヴィランズの匂い ページ4
エイトフットsaid
「ああーだりぃ…………」
今はまだ8月の終わり。
アースラ様の1番弟子である俺はこの夢の海とかいう所にいる。
まだ俺の出番では無いがスキャターのミスでいつもより早く此処に来ることになっちまった。
で、暫く世話になるこのホテルハイタワーとかいう場所に来たわけだ。
他の奴らはまだ来ねぇし………
取り敢えず入ろうと思いドアを開けた時だった。
男「うわぁぁああああ!!!!」
男は悲鳴を上げながら俺の頭上を飛んでいった。
エイトフット「…………………は?」
思わず男を視線で追ってしまった俺は顔を前に向けた。
そこには女が立っていた。
黒髪が僅かに靡き凛とした姿があまりに美しかった。
整った顔立ちでふわりと俺に微笑んだ。
「すみません。現在取り込み中なのでロビーで少々お待ち下さい。」
そう言うとドアを閉めた。
ドアの向こうでは明らかに平和とは程遠い音が響いていた。
あの笑顔は営業スマイルなんだろうか。
まあ、ヴィランズの匂いはするな。
だが、ほかの奴らとは違う何か魅了するものをあの女は持っている気がした。
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オクトパス(プロフ) - ポップスさん» あ、ありがとうございます! (2017年9月12日 18時) (レス) id: 9001e4cb89 (このIDを非表示/違反報告)
ポップス - 面白いです!キュンキュンしちゃってます!ジャックハートのパンの話、可愛いです! (2017年9月12日 18時) (レス) id: 4fc279d8fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:オクトパス | 作成日時:2017年8月25日 22時