愛されたい夜兎くん【男主】

十二兎 ページ13

神楽「(ｷｭｳﾝﾝ/////)はうう////(ﾊﾞﾀｰﾝ/////)」

『ええ！？神楽！？』

銀さん(すげー……、あの乱暴な神楽を言葉だけで倒した)

新八(凄い……、あの乱暴な神楽を言葉だけで倒した)

『えっと……、改めて宜しくお願い致しますね、坂田さん、志村さん』

銀さん「坂田さん？(ﾋﾟｸｯ)」

『え？』

銀さん「坂田さんっておかしくない？」

『？？？』

銀さん「だってよー！！高杉や辰馬の事は名前で呼んでんだろ！？」

『それは晋助さん達は友達ですし……』

銀さん「ズルくない？？」

『えっと……、つまり坂田さんも下の名前で呼んで欲しいって事ですか？』

銀さん「良く分かってんじゃねーかA！銀さん、銀ちゃん、銀時って好きなように下の名前で呼んでくれねーか？」

『/////それじゃあ……////銀さん……//////』

銀さん「(ﾄﾞｷﾝ//////)これは……//////(ﾊﾞﾀｰﾝ!!)」

銀さん(可愛すぎんだろーが！！！バカヤロー！！)

『えっ！！？銀さんまで！！？』


神楽に引き続き銀さんもAの恥ずかしがる姿が可愛くてその場で倒れた。


『何で二人して倒れるんですか！？』

新八「……」

新八(Aさん、鈍い……。てか僕も呼んで欲しいな……)

『あの、志村さん』

新八「どうしたんですか？」

『良ければ志村さんの事も下の名前で呼んでも良いですか？』

新八「！！呼んで欲しいです！ むしろお願いします！！」

新八(嬉しい！！)

『それじゃあ改めてよろしくお願いしますね新八さん(微笑)』

新八「//////(ﾄﾞｷﾝ//////)(ﾊﾞﾀｰﾝ!!)」

『ええっ！？新八さんまで！？』

(何で下の名前を呼んだだけで倒れるノ！？)

土方「おい、夜兎。早くしろ」

『あ、はい。それじゃあ……』

銀さん「待ったA(ｸﾞｲｯ)」

『え……/////』


銀さんは真選組と一緒に行こうとするAの腕を持った。


銀さん「ほらよ」


銀さんは万事屋の名刺をAに差し出した。


『……名刺ですか？』

銀さん「あァ、今度遊びに来いよ。お前なら大歓迎だからよォ」

銀さん(高杉等と話しているのを聞けばコイツも俺と同じ残酷な過去を味わっている。いや、俺よりも良くない……。放っておけねーよ……)

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