第二訓 ページ3
『……いえ……貴方がご無事ならそれでいいです?』
セール「近くにいたから間に合ったたねAくん」
『はい、セールさん』
Aくんも近藤さんに返すように近藤さんの頭を撫でた。
近藤「ぅぅぅぅ……っ。なんて優しい子なんだ……っ」
近藤さんはAくんの優しさに余計に涙を流す。
『あわわっ。余計に泣いちゃった……っっ』
近藤さんが余計に泣いたのでAくんは焦り出す。
レオン「Aくん!セール!」
『え……?』
レオンさんは近藤さんに抱きしめられているAくんの元へ駆けつけた。そして土方さん、沖田さん、山崎さん、銀さん、新八さん、神楽もAくんの凄さに戸惑いながらも駆け寄った。
『ふえ……?』
Aくんは大好きなレオンさん、そしてAくん好みのイケメン、銀さん、土方さん、沖田さんを見て心を奪われた。
セールはレオンさんの手に乗った。
セール「レオン、久しぶりだな」
レオン「おう。久しぶりだなセール。元気にしてたか?」
セール「ああ」
レオン「なんでここにいんだ?」
セール「あそこのペットショップにいたんだ。そこからここまで来て今に至ると言うわけだ」
セールはすぐ近くのペットショップを見た。
レオン「そうだったのか……」
セール「それにしても……Aくんが苦しそう……」
レオン「え!?おい近藤さん!Aくんが潰れるぞ!」
レオンさんは近藤さんからAくんを抱っこして奪った。
『ひゃあっ!?レレレオンさ……?』
レオン「Aくん、大丈夫?」
Aくんはレオンさんに抱っこされ思わず緊張して焦る。
土方 「近藤さん!大丈夫なのか!?」
沖田「近藤さん!大丈夫ですかィ!?」
近藤「あ……ああ……。レオンの知り合いだったんだな……」
レオン「ああ。俺の幼馴染だからな。ね、Aくん 」
レオンさんは嬉しそうにAくんを抱き寄せて言った。
レオン「そういえば……Aくん剣術なんていつ習ったの?去年離れたばっかりなのに……」
『え……と……』
レオンさんに聞かれてAくんは恥ずかしそうにしている。
セール「習ってないぞ」
レオン「えっ!?習ってないのか!?てかいつ始めた!?」
セール「一ヶ月前だ」
レオン「一ヶ月前!?」
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作者名:夏王人 | 作成日時:2019年8月26日 3時