【HQ】今日からイケメン妖怪達と暮らすことになりました

Apparition and Shrine Maidenﾟ++ﾟ 28 ページ32

黒尾side






『あっはぁ〜！やっっと出れた♡
じゃ、みなさん……♪






さようなら』







そう言ったAはあの時の…





“昔のA”そのもので。




髪と目は半分赤く染まりきり、周りには炎が浮かんでいる





黒尾「あん時と……全く同じじゃねぇか…!!!!!」






澤村「ｯ…お前…なんか知ってるのか？」





黒尾「知ってるも何も…俺はあん時…」
『あれぇ〜。鉄郎と研磨だあ〜！』



黒尾「ｯ」







『なんで2人ともこんなところにいるの〜？
って、鉄郎は知ってたわ。お前ずっと……








海神と一緒に私が出てこれないようにシテたヨね♪』






！！
気づいてる…!!




『ほんとさぁ、何してくれんの〜？
ずーーーーーっと出ようとしてこじ開けてたのに、何回も何回も記憶消したりして封印すんだもん〜！



おかげで今日…満月の日まで出れなかったじゃんかあ』








及川「お前みたいな危険人物放っておくわけにはいかないでしょ」






黒尾「及川！！」






上から、及川がおりてくる。
いつものチャラチャラした雰囲気なんて無くて、真剣、そのものだった








『…私あんたは嫌い。
とっとと消えて』







そう言って及川に向けて炎を向けて飛ばしてきた





及川「俺は海神だよ？
炎なんて水で消したげる」






『ｸｽｯ





私の炎はそんなもんじゃ消えねぇよ！！！！』






そう叫んだのと同時に及川に向かっていった炎が広がり、及川を埋めつくした









及川「ｯ…！」




谷地「どう、して…？
Aちゃん…」





『？どうして？
そんなの決まってるじゃない。腐りきったこの世界を壊すためだよ」







黒尾「もうやめろよ…
2度も…同じことを繰り返すなよ！！！」






『…は？』

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