【ハイキュー】青城のプリンス様には彼氏がいるそうで

#28 予約 ページ29

黒尾「ちょっと貸して」



と、指輪をとられた


そのまま、左手を引っ張られる





黒尾「……よし、はまった。
“ここ”。予約したから」




そう言って指を指したのは左手の薬指。





『〜〜ｯｯ!!急に恥ずかしいこと言うなぁぁあ！！！』






黒尾「ははっ、わりーわりーw」





.






嬉しかったことは自分だけの秘密…









.









.











溝口「今日で合宿は終わりだが、戻ってからも気ィ抜かないように！！以上！」






あっというまに合宿は終わり。
鉄郎とちっちゃな喧嘩したことも、デートした事も、もう随分前のことだ







及川「桜ちゃんは手に指輪なんてしちゃってさ!
イチャイチャしちゃってさ!!」




岩泉「毎日毎日うるせぇよ！ｹﾞｼｯ」




及川「いったｯｯ！！！」





そう。俺がデートから返った日からずーーっとこの調子なのだ。




花巻「見せつけてくれるよね〜。」


松川「ほんとほんと。」






国見「……」






『うっせ！w
さー、早く帰んべ〜！！』





花巻と松川の背中を押しながらバスへ向かう





黒尾「A」






後ろから突然声をかけられる









黒尾「浮気、すんなよ？(ﾆﾔｯ」






『……ｸｽｯ、しねーよ！
鉄郎こそ浮気するなよー！』




国見「黒尾さん。
────────。｣




黒尾「!!……上等。」



国見が何か話してるのを見ながら手を振りバスへ入っていく








『(離れても、鉄郎なら大丈夫だよね)』






この時の甘い考えを、俺は後々後悔することになる＿＿＿＿

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