今日:20 hit、昨日:34 hit、合計:30,296 hit
小｜中｜大
Eleven ページ11
「ちょ、A！北斗と付き合ったってまじ！？」
『慎太郎声でかいうるさい。
ほんとだよ』
なんで知ってるんだろうか、北斗が報告したのか
突然かかってきた電話の声の大きさにびっくりする
「だってお前まだ…」
『うん、それを承知で伝えてくれたから。
ゆっくりでいいから私も好きになれたらなって』
そう伝えれば、これまた大きな声でおめでとう！と言われる
もう少し声の大きさを落とせないものか
『じゃあまた、今度3人で飲み行こうね』
電話を切った画面に新しく誰かから通知が来る
《北斗と付き合ってんの？》
それは、連絡先を貰ってから1度も会話をしてない樹からだった。
『……なんでほっといてくれないのかな』
うん、その2文字だけを送って携帯を置いた
こんなんで私は樹のことふっきれられるんだろうか
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 113人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：絃月 | 作成日時：2024年2月15日 21時
