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胃腸炎 / ymmt -しぐさんリク- ページ35

朝からずっと辛かった。


胃の奥がムカムカして、たまに押し寄せる吐き気の波に何度も負けそうになった。


腹痛はどんどん酷くなっていくし、何度か蹲ってしまったくらい辛い。


でも、今日も仕事はあるし、そんな簡単に休むことなんて出来ない。


山本「撮影……」


今日は録り溜めをする日だから僕も何本も出ることになっているし、行かないと。


電車に乗ったら吐いてしまいそうだったから、僕はタクシーでオフィスに向かった。



山本「おはようございます……」


タクシーでもダウン寸前のところまできていて、いつもの自分とは全く違うトーンの挨拶しか出来ない。


伊沢「おはよう。何かいつもより元気がないね」


渡辺「もしかして体調悪いですか?」


口を開いたら何かが出てきそうで、僕はゆっくりと頷いた。


伊沢「喋ることも出来ないくらい辛いってことか」


僕は何も答えられずにただ首を動かすだけだった。


やばい、出る……!


山本「ゔ、おえ、ゲホッおえ……」


伊沢「遅かったか……。誰か、手袋とビニール袋を持ってきて!」


乾「これで良いですか?」


伊沢「ありがとう」


僕が未だに襲い続ける吐き気に苦しんでいると、こうちゃんが僕の方にビニール袋を持ってきてくれた。


渡辺「思う存分吐いちゃって下さい。楽になりましょう」


こうちゃんに背中を撫でられながら、僕はまた吐いた。



僕の吐き気がマシになった頃、伊沢さんは僕が吐いてしまったものの片付けを終わらせていて、こんなことをさせてしまってすごく申し訳なくなった。


伊沢「こうちゃん、山本を病院に連れて行ってくれる?俺ちょっとこの後30分くらい打ち合わせがあるからさ」


渡辺「あ、はい。分かりました」


僕がまた吐き気を催しても大丈夫なように新しいビニール袋を手に取ったこうちゃんは、予めに呼んでおいたタクシーまで僕の背中を支えながら歩いてくれた。


病院に着くまでの間も「もうすぐ着きますよ」とか「もう少しなんで頑張って下さい」ってずっと声をかけてくれて、何とか意識を保ちながら病院に着くことが出来た。


病院はあまり混んでいなくて、早めに診察をしてもらえた。


診断結果は胃腸炎で、何回か吐いちゃったから脱水症状になるかもしれないと点滴を打ってもらった。


点滴が終わるまでの間、少しだけ眠ることが出来て


点滴が終わると僕はまたこうちゃんに支えられながらタクシーまで歩いた。

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凛花(プロフ) - 七葉夏海さん» いえいえ、お気になさらず!返信ありがとうございます!過去のお話で看病した方以外でおまかせということですね!承りました(*^^*) (2021年12月14日 1時) (レス) id: 322dd9cdae (このIDを非表示/違反報告)
七葉夏海(プロフ) - まーた遅れてしまった…申しわけなさすぎる…私自身どなたでも嬉しいのですが、せっかくなら前回と前々回でお世話した方以外でお願いしたいです。 (2021年12月14日 0時) (レス) id: 681f37e10a (このIDを非表示/違反報告)
凛花(プロフ) - 七葉夏海さん» 看病する人は何方が良いですか? (2021年12月13日 21時) (レス) id: 322dd9cdae (このIDを非表示/違反報告)
凛花(プロフ) - 七葉夏海さん» いえいえ!リクエストありがとうございます!精一杯書かさせて頂きます(*^^*) (2021年12月13日 21時) (レス) id: 322dd9cdae (このIDを非表示/違反報告)
七葉夏海(プロフ) - 返信が遅くなってしまい申し訳ございません。リクとして受けつけて頂き大丈夫です。教えて下さりありがとうございます。 (2021年12月13日 20時) (レス) id: 681f37e10a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:凛花 | 作成日時:2021年4月4日 9時

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