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山本「川上さん、何かありましたよね?」
川上「何にもないよ」
これは俺の問題やし、どうせそんなことで?って思われるだけやから。
伊沢「川上。ちゃんと話して」
川上「話すって言ったって……」
須貝「川上さ。めっちゃ隈酷いって気づいてる?顔色も悪いよ」
めっちゃは大袈裟でしょ。
山本「それに、前より痩せましたよね?」
痩せた?
そんなこと全く思わんかったけど……。
伊沢「俺たちは川上が心配なんだよ」
心配?
川上「俺なんかのことなんて心配して下さらなくて大丈夫ですよ。どうせ俺なんか、皆さんに心配して頂けるような人間じゃないんで」
俺はQuizKnockの邪魔者。
お荷物やねんから。
山本「川上さんは「なんか」でも「どうせ」でもないですよ。QuizKnockで同じものを作るために頑張っている仲間ですよ?心配して当然じゃないですか……!」
須貝「何があったのかは知らんけど、何かあったのは今ので確実だよな。それが何なのか俺たちに話して」
伊沢「俺たちを信じて」
3人の目が真っ直ぐすぎて、合わせられない。
俺は諦めて全てを話した。
伊沢「酷い言いようだな。その書き込みたち」
須貝「俺も分かる。辛いよな。そういうのって気にしないでおこうと思っても気にしちゃうし」
3人は俺が悩んでいることを否定せず、全て受け止めてくれた。
山本「川上さん。でも、僕たちはそんなこと思っていませんよ。僕、川上さんにいっぱい助けてもらっていますし、僕たちにとって川上さんは大切です」
須貝「山本の言う通り。俺たちには川上が必要なの」
伊沢「邪魔者なんて思ったことない。それに、川上の所為でQuizKnockの評価が下がっているなんてことも感じたことないよ」
3人の言葉に心が暖かくなって、でもそれと同時に、無性に怖くもなった。
もし、この言葉が嘘だったら?
もし、QuizKnockが俺から無くなったら?
もし、俺がQuizKnockを辞めることになったら?
目の前の3人に、QuizKnockに依存してしまいそうで怖くなった。
山本「川上さん。アンチを見て平気な人なんていませんよ。僕も嫌です。でも、そんな顔も名前も知らない人たちの言葉より、僕たちの言葉を信じて下さい」
みんなの、言葉……。
山本「川上さんはQuizKnockにとって大切だし、嫌いだと言う人は言わせておけば良いんですよ。それに、そういう人は面白くてタメになる記事で納得させれば良いんです」
仕事でってことか……。
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凛花(プロフ) - natukoさん» いえいえ、こちらこそお応え出来ず、申し訳ありません……。なるべく全てのリクエストに応えたいと思っているんですけどね……。すみませんm(_ _)m (2021年2月4日 23時) (レス) id: 322dd9cdae (このIDを非表示/違反報告)
natuko - 了解です。病名あるしいけるかな、とか思って。。。すみません (2021年2月4日 20時) (レス) id: 477fbcbaba (このIDを非表示/違反報告)
凛花(プロフ) - natukoさん» 他にもし、読みたい内容があれば、いつでもリクエストして下さいね!お待ちしております(*^^*) (2021年1月17日 8時) (レス) id: 322dd9cdae (このIDを非表示/違反報告)
凛花(プロフ) - natukoさん» リクエストありがとうございます!過去に失禁系のリクが1度だけあって、試しに書いて見たんですけど、あまりにも下手で。その時にこういった類いのものはNGを出させて頂いたんですよね。基本的に何でも受けているんですけど、唯一これだけはNGという形をとっています。 (2021年1月17日 8時) (レス) id: 322dd9cdae (このIDを非表示/違反報告)
natuko - リクです。もしよかったら、sgiさんがストレスで夜尿症になり、隠そうとしたものの昼にうたたねしたときにやってしまったのがきっかけでバレる、みたいな話をお願いしてもいいですか?万が一そういうのは無理とかがあれば無視してください。 (2021年1月17日 1時) (レス) id: 38d8bbee4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凛花 | 作成日時:2020年11月23日 22時