32糸師冴 ページ34
それは俺がトレーニングを終え、休憩室に入った時の事だった。
俺専用で借りているため、マネージャー以外に人はいない。
マネ｢糸師ちゃんおつかれ。｣
冴｢さんきゅ｣
そう言って差し出されたドリンクを飲み、、汗をふきとる。
マネ｢そういえばさっき糸師ちゃんのスマホ鳴ってたよ。電話。｣
冴｢まじ？わかった。｣
預けていたスマホを貰い、履歴を確認すると見覚えのある名前が。
(…美沙希？)
メールでのやり取りなどは良くするとは思うが、あいつからの電話は珍しい。
不思議に思い、かけ直す。
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ…ﾋﾟｯ。
『あ、もしもし？冴くん。ごめん、忙しかった？』
冴｢いや、今休憩してるとこ。どうした？｣
『トレーニング中だったんだ。ごめんね。それとお疲れ様。今ちょっと時間ある？』
冴｢？…おう｣
マネージャーには目線で合図し、部屋を出ていってもらった。
『…冴くんって、、サッカージャーナル、見た？』
冴｢サッカージャーナル………？いや、、見てねぇけど、。｣
何かあったっけ、と頭を悩ませているとふと思い出した。
…あ、あの日、あのホテルで受けた取材か、、、なんか言ったっけ、、、、、。
そう思っているとふと頭によぎった。
冴｢！……あ、、、もしかして、お前のこと書いてあった…？｣
『え、あ、う、うん。』
ふと周りを見渡すとちょうど雑誌が置いてあり、手に取る。
そして自分のページに行くと案の定美沙希についても言及されていた。
……つーかあいつ(マネージャー)話しすぎだろ、これ、、。
冴｢…悪ぃ。こんなに取り上げられると思ってなかった｣
人前が苦手な美沙希にとって関係の無い場所でここまで取り上げられることは嫌なことだろう。
そう思うと顔を少ししかめた。
ほんとに悪いと思っているのが伝わったのか、、少し静かになる。
冴｢…怒ってるか？｣
不安になりそう問いかける。
もしこれが原因で嫌われでもしたらたまったもんじゃない。
そう思っていると俺とは反対に、美沙希から発せられたものは全くの別物だった。
『…ふふっ、大丈夫。怒ってないよ。…ただ、それが嬉しくて電話したの。』
それにブルーロックの記者会見の時点で思いっきり色々書かれたし。
そう呟いて電話越しのあいつは笑った。
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ユーリ - よかって (2022年12月4日 10時) (
レス) @page20 id: 298e0a47d0 (このIDを非表示/違反報告)
まぐろ(プロフ) - 月さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2022年4月7日 22時) (レス) id: 70b980a7b4 (このIDを非表示/違反報告)
月 - 続きとても良かったです。 頑張って下さい❕ (2022年4月2日 0時) (レス) id: 04c07423c8 (このIDを非表示/違反報告)
まぐろ(プロフ) - 月さん» お返事遅くなり申し訳ございません！この作品は基本的に私自身で物語が浮かんだ時、予定が空いた時など自分の都合によって更新日が変わってしまいます。お待たせする時間も長いのですがご理解頂けますと幸いです。。 (2022年3月28日 18時) (レス) id: 70b980a7b4 (このIDを非表示/違反報告)
月 - この小説は、何日経ったらお話が出ますか？ (2022年3月21日 21時) (レス) id: 04c07423c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まぐろ x他1人 | 作成日時：2022年1月25日 23時
