永遠に続く愛を[ポケモン短編集]

・ ページ12

真実のポケモン、、、レシラムの事だ
私に言われた通りに？私は、彼に頼んでなんか、、、
「ねえ、君が言ったんだよ？真実の英雄になったら何か一つ、願いを叶えてくれるって」

何なんだろう、さっきから。身に覚えのない思い出を嬉しそうに話す、英雄に恐怖を抱いた
今なら、腕の力が緩められている、、、この隙に、、、

「っ！？Aｯ！！」

逃げなきゃ、逃げなきゃ、、、！
捕まったら、何されるか分からない
人混みに逃げなきゃ、、、ホドモエに帰らなきゃ、、、


トウヤ視点ーーーーーーーーーーーーーーーー

「あーあ、また逃げられちゃったよ、レシラム」

そう言って撫でると、嬉しそうに鳴く姿はとても、イッシュを焼け野原にしたポケモンとは思えない

それにしても、一段と可愛らしくなった
昔のように、ビクビクしながら泣く姿も、まるで変わってない
だというのに、まさか忘れてるなんて
ずっと、Aを探していたのに、、、

一緒に居てほしくて、レシラムも従えて見せたのに
君がくれた花だって、今も大事に保管してるんだよ？

「まあ良いや、Nに場所を教えてもらってるし

いつでも捕まえられるんだし」

ちゃんと約束は、守ってもらうよ？
僕は自分の理想を捨てて、真実を求めてきたんだから


早く認めちゃえば良いのに、、、もう僕から逃げられないって言う事実

「楽しみだなあ、、、♡待ち遠しいよ、君が僕のものになる日が、、、♡」

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