【鬼滅の刃】腐女子の私は、悶えていたら転生した。

27の腐 ページ29

炭治郎「…す、すみません」


折角上がった炭治郎の顔がまた下がってしまった



『なに謝ってんのさ〜。気にとめすぎよ？気楽に行こうぜ？気楽に〜！、ねっ？タンサブロウレンス〜』


炭治郎「炭治郎です(気楽に…)」


『タンブリン』


炭治郎「なんですかそれ…。Aさん、面白がってますね…？」


『……なぜ分かった』


炭治郎「分かります、長男なので」


『関係ないと思う』




暗い表情からムッとした可愛い表情へと変わった炭治郎くん


うん、うん、かわゆい！



…いや、暗い表情の炭ちゃんもそれはそれで可愛いよ？

だけど私、炭治郎の明るい表情の方が好きだから〜




特にー！！受けの者の嫉妬より可愛い物はないと私は考える！！攻めの者はもう発狂モンだからね！！胸が締め付けられるなんて言葉が可愛くなっちゃうくらい、心臓がドクンバクンドクンで爆発！！爆発！！爆発！！爆はーつ！！その時にはもう！！受けの者の腰は砕けるくらいにやばくなるんだ！！！！！それからー！！ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ(語彙力皆無)







炭治郎「……(入り組み合った複雑な臭い……。辛いのか…？、それとも、嫌になったのか…？……どちらにせよ、俺がAさんにそう思わせているに違いない。……あの時もそうだ。…これからも…)」




＿＿ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ腐って最高だよね！！


うん！！最高！！皆！沼にハマれ！！





いつの間にか天を仰いでいた私

アカン！と我に帰ると、すかさず平然な顔した


バレてないかな…

バレてないよね…

バレてないよ

うん！バレてない！！



そして炭治郎の方へ顔向けた


目に映った彼の顔は何故か暗く曇っていた




『あ、あれ？…炭治郎、具合でも悪いの？大丈夫？』


炭治郎「ｯ……はい！大丈夫です！！」


『そうは見えないんだけど…』


炭治郎「俺は大丈夫ですよ！Aさんの気のせいです！」


『……そーかなー？』



炭治郎「はい！」



『………うん』





最後に炭治郎のニッコリ笑顔が向けられた



相変わらず可愛いのだけども、なんか違う


ゆーて、昨日今日とでしか話した事ないのだけれど、なんかが違うんだよねー


笑顔が微ミョーに歪んでるように見える気がしなくもない



う〜ん


具合は悪くないんでしょ？

…じゃあ何だろう




馬鹿な頭を無理に動かしていると、炭治郎がゆっくりと立ち上がった



炭治郎「急にすみません！俺、稽古してきます！！」



走り出そうとした炭治郎



『……待って』

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