5の腐 ページ7
?「とりあえずじっとしていて下さいね!!しのぶ様を呼んできます!!」
そう言って私に背を向けドアの方へ歩き出した
しのぶ様?
……この女の人といい、しのぶ様といい、その髪飾りといい、見た事あるし聞いた事ある
ん〜
ドアノブに手を掛けようとしている彼女を呼び止める
『すみません。少し良いですか?』
身体を起こそうとするが、全く動かないので顔をだけを向ける
?「A様が敬語なんて珍しい…はい!何ですか?」
その場で彼女はこちらに振り向く
敬語なんて珍しいって…
私達ってそんな何回も会ったことあったっけ
今日、初めて会ったよね
その言い方はなんかおかしい気がするぞ
『貴方の名前は何ですか?』
?「__……え?」
そう言うと彼女身体をビクッと跳ねさせた
?「…え……わ、私です!…神崎アオイです!!……もしかして…忘れたんですか?」
アオイさんか
ん"〜…聞いた事ある
なんだったっけ
そう思いながら彼女を見つめる
その無言がダメだったのか、彼女の顔はみるみる青くなり、心配と不安、焦りを感じさせられる儚げな瞳で見つめてきた
アオイ「………ほ、本当に?忘れ…」
待って!!そんな傷付いた顔しないで!!
私の良心にヒビがぁ!!!
あっ、待って
分かった気がする
ピンって感じで思い出した
神崎アオイ
しのぶ様
蝶の髪飾り
有り得ないけど、一応…
『…しのぶ様って、蟲柱の胡蝶しのぶさんの事ですか?それに、ここって鬼殺隊は存在するんですか?』
これ、色んな意味で頭大丈夫?って心配されるパターンのやつだよね、違ったら
それに普通に有り得ないし、二次元の世界だもん、あれは
違う方が良い
合っていたら発狂ものだもん
今発狂すると身体の限界であの世にGoするかもしれない
少し期待をしながらも、そんな非現実はないし死にたくないと思う
対立した気持ちは複雑な気持ちへと変わった
彼女はというと傷付いた表情を残しつつ驚いた顔をすると、眉をひそめ始めた
アオイ「本気で、言っているんですか?(ボソッ)
……_私が言っていたしのぶ様は胡蝶しのぶ様の事です。
鬼殺隊は存在します。現に貴方もその一員です。そして柱です。」
『………』
え、待って
まじ待って
え、本当に待って
え、え!、、えぇ!!
色々と言いたいことありすぎて言葉を失った
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蒼月(プロフ) - 林檎さん» ご指摘ありがとうございます!全然気づきませんでした。とてつもなく阿呆なミスですね!すみません!本当にありがとうございます!! (2020年12月29日 15時) (レス) id: c136cbcbae (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - プロローグで、鬼滅隊と言ってますが鬼殺隊ですよ (2020年12月29日 11時) (レス) id: e5d0a5b681 (このIDを非表示/違反報告)
蒼月(プロフ) - 白玉の星さん» 仲間だぁぁあああ!!!作品全部拝見しますね!!!!腐の方はもう友です!!! (2020年5月2日 23時) (レス) id: c136cbcbae (このIDを非表示/違反報告)
白玉の星(プロフ) - 私も腐女子だぁぁぁ!!私の作品もよかったら見てくださいね! (2020年5月2日 23時) (レス) id: 897ea2c55e (このIDを非表示/違反報告)
蒼月(プロフ) - 宇髄サマがだーいーすーきッ!さん» いやぁぁあああああ!!!!ありがとうございます〜!!!すんごく嬉しいです!!!!ダメだ…ニヤニヤが止まらないっ!!ありがとうございます!!!実は作者もアイビス利用しております(この絵もアイビスで書いたモノです) (2020年4月20日 10時) (レス) id: c136cbcbae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蒼月 | 作成日時:2019年9月21日 21時