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その後、無事にドラコの杖を買い、オリバンダーさんの店を出た私達は、お父様達の所へ。
ド｢ふ、僕の杖はすぐにピンと来たな｣
『そうね。すぐにピンと来るか来ないかで違いがあるのかしら…』
ド｢Aだって、ほとんどすぐにピンと来ただろう。あまり気にすることない｣
ドラコのその一言が、私の不安要素を取り除いてくれた。
『…ふふ、ありがとう。少し不安が無くなったわ。』
ド｢…？
何故不安になる必要がある？｣
『…お母様からよく聞いていたの。お父様もお母様も、1本目に渡された杖が自分に合った杖だったのよ。私は、3本目で…。不安だったの、もしかしたらお母様とお父様の子ではないのかもしれないって』
ド｢…親がこうであったとして、子もそうであったとは限らないからな。個人差だろう。気にすることはない。｣
そう呟くと、スタスタ歩いて行ったドラコ。
ただ単に、ドラコが自分の意見を述べたのだとしても。
私にとっては、その意見がとても元気づけられる一言だった。
じんわりと胸が温かくなる。
あんな素っ気ない態度や返事だとしても、ドラコは私を元気づけてくれた。
…人は見た目によらない。
この言葉、今ドラコにピッタリだと思うわ。
『…ふふ、ありがとうドラコ。元気になったわ。もう大丈夫。』
ド｢…？僕は何も…｣
『…無意識かしら…』
･
･
ド｢じゃあ、明明後日。汽車の中か駅で会おう。またな｣
『えぇ！…ドラコ、本当にありがとう』
ド｢ふ、…気にするな｣
去り際にフワリと笑ったドラコは、同い年だとは思えないほどの大人びた笑みを私に向けた。
その笑みが私の顔を真っ赤にさせたこと、きっとドラコには言えない。
母｢＿ありがとうナルシッサ、また明明後日ね｣
ナ｢こちらこそよ。…あら？A、立ち止まってどうし…顔真っ赤よ？！ちょ、ちょっと…｣
『だ、大丈夫ですわ…ご、ごめんなさい…！』
母｢え、ちょ、ちょっとA？！｣
お母様にもお父様にも名前を呼ばれたけど、振り切って走り続けた。
なんでだろう、
何故こんなに胸が苦しいの…？
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ナナマカロン(プロフ) - 真昼さん» 最高だなんて😭ありがとうございます！頑張ります！🙏🏻 (2022年4月20日 19時) (
レス) id: 22df617634 (このIDを非表示/違反報告)
真昼 - わわっこれは最高ですな！応援しています♪( ´▽｀)更新頑張って下さい(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾ (2022年4月19日 23時) (レス) @page6 id: fd1f3f2e2a (このIDを非表示/違反報告)
ナナマカロン(プロフ) - himamoさん» すみません続きが出来てなくて…(泣)ありがとうございます！ (2022年3月10日 22時) (レス) id: 22df617634 (このIDを非表示/違反報告)
himamo(プロフ) - 凄く気になります！次の更新を楽しみにしてます！ (2022年3月10日 21時) (レス) @page4 id: fc30cf2b46 (このIDを非表示/違反報告)
ナナマカロン(プロフ) - アニメ大好きさん» わ！ありがとうございます笑こちらこそ読んでくださりありがとうございます！楽しみにしててくださいね😏 (2022年2月4日 16時) (レス) id: 22df617634 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナナマカロン | 作成日時：2022年2月2日 19時
