検索窓
今日:14 hit、昨日:3 hit、合計:19,742 hit

ページ3

ふぉ「Aちゃーん。俺と行こーぜ」







「ちゃんって言うな」


絃歩は昔からそうだ。何かにつけて俺をちゃん呼びしてくる。クソウゼェ。



昔はこいつの方が女みてぇだったのに。




ちゃっかり男前になりやがって…解せん…







ぜってぇ俺の方が腹筋あんのに。




ふぉ「とりあえず俺のモンスターだけ買って帰ればいいけん」




「お前、クソやろ。てか行くなら自分で買えよ」




ふぉ「奢ってくれるんやろ?」




「年下に奢られるとか恥ずかしくないん?」




ふぉ「先輩に使われてこその後輩だろーが」






こいつに聞いた俺がバカだった。
















迷う事なく助手席に乗った絃歩をのせて、近くのコンビニまで車を走らせる。



「はーい、到着」



ふぉ「んじゃ、煙草吸っとくわ。買い物よろしく」


「まじで何しにきたん?」




ゲラゲラと笑いながら、喫煙所に歩いて行く絃歩に小さく中指を立てた。





りゅーのゴム、絃歩のモンスター、脇のたまご。






脇のたまごってウケんな(笑)


レジに向かい、銀のタバコを頼む。




「金まる一箱お願いします」


店員「はい?」



「あー、えっと、、6番1つ」



店員「はい、年齢確認できるものはございますか?」




「はい」



この作業も手慣れたもんだ。




「すいません、9番もお願いします」






久しぶりに吸おう。



店員「はい」





つーかこのオッサン、絶対俺のこと女だと思ってるよな。慣れたくねぇけど、慣れちまったな。ベタベタ触ってくるのとか。

・→←仕事の時間



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (36 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
129人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:天ヶ崎音 | 作成日時:2022年11月28日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。