貴方は何者……？［2］〈Ren.N〉 (ページ1)

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真司side

しばらくすると、知念と涼介が戻ってきた。

社「あ、真司さん！」

「お～！晴(はる)！」

社「じゃ、行きましょ！」

「じゃ、頑張れよ！」

知・涼「はいっ！」

そう言って俺はその場を立ち去った。

晴「で、今日はなんだ？急用なんて。」

「…今あんまりいい噂聞かない女優といえば？」

「…なるほど。理解した。」

「今回は、俺の妹も動いてる。」

「？、神楽岡さんが？」

「珍しいだろ？どんな事があってもスルーだったあいつが、今回は調べてて。しかも、俺に協力して欲しいだなんて！やるしかねーだろ？！」

「確かに。あの神楽岡さんが…」

「まぁ、そんなことはいい。だから、あいつのことを見張って欲しいんだよ。お前、結構顔聞くだろ？」

「まぁ、真司さんが言うなら。…まぁ、確かにあの女優の行動は芸能関係者の目から見たら目に余るよな。」

「まぁな。Aが見限るのも分かるかもな。」

「てか、ほんとに凄いですよね。兄弟揃って…」

「どちらかといえばAの方が凄いんじゃないか？」

「いやいや…どっちも十分やばいですからね？、」

俺達はそんなちょっと空気が重くなるような話をしていた。