100. ページ15
Aside
『なんでこんな事したの？』
直｢何や、ただの善意やろ｣
『嘘』
直｢あんたもう死ぬんやろ？｣
『……』
喋らない代わりに相槌を打った
直｢これでも俺はあんたの事気に入ってたんや｣
『…………は？』
直｢…嘘や、あんたはやっぱ嫌いやけどな｣
『なんなのさっきから』
直｢……お前の母親｣
『がどうしたのよ』
直｢小さい頃に会った事あってん｣
『……』
お母さん禪院の集まりにでも呼ばれたのか？
直｢そん時俺めっちゃ生意気やってん｣
今もでは………
直｢回りの奴らも俺に媚び売る奴ばかりやし、何でも言う事聞くヤツらしかおらんかったん｣
『そう』
直｢…お前の母親俺に最初なんて言ったと思う？｣
『…分からない』
直｢いきなり怒ったんよ？俺に｣
『え？お母さんが？』
直｢年上には敬語を使いなさいって｣
『…まじ？』
直｢まじや｣
『………』
正直とてもびっくりした…けどお母さんらしいかも
直｢俺はお前の母親に助けられたんや…そういう意味でな｣
『…そっか』
少しお母さんの話が聞けたのはとても嬉しかった
直｢その借りや｣
『どーも』
直｢んで、どこ行くんや？｣
『…神社』
直｢は？神社？なんで｣
『私さまだ陽に私の事話してなかったの』
直｢ほぉ｣
『だけどさっき悟君と話してたのその話を…それを多分陽に聞かれた』
直｢そんで陽くんなんで神社なんや？｣
『今その私が助けた人達とかが神社にいるっていう話もしてさ…』
直｢…陽くん高専から出たんか？｣
『うん』
直｢ほな、はよ行けや｣
『いや、行くけど』
直｢んじゃな〜｣
『え、あんたどこ行くの？』
直｢そこまでする義理はないで｣
そういうと何処か他のところに歩いていった
え、まじで何しに来た…
まさか本当に私を助けに？
ま、さかね？
そう思いながら走って駅の方へ向かった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 443人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いちごタルト食す(プロフ) - 伊織さん» コメントありがとうございます！これからもギュンギュンしてください！- ̗̀ ෆෆ ̖́- (2021年12月1日 22時) (
レス) id: 8897e851e9 (このIDを非表示/違反報告)
伊織(プロフ) - 心臓ギュンギュンしながら見てます…。めっちゃ好きです、更新ありがとうございます…！！ (2021年12月1日 22時) (レス) id: 5ee097a399 (このIDを非表示/違反報告)
いちごタルト食す(プロフ) - チョコプリンさん» 死ネタにはしませんよ((,,-ω-,,))...｡oо○ｱﾄﾊﾋﾐﾂﾃﾞｽ (2021年11月29日 20時) (レス) id: 8897e851e9 (このIDを非表示/違反報告)
チョコプリン(プロフ) - 毎日更新ありがとうございます😭どうにか主人公生きて欲しいなと願いながら読んでおります…これからも応援しています😍 (2021年11月29日 14時) (レス) @page11 id: e53e09d499 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：いちごタルト食す | 作成日時：2021年11月26日 17時
