出戻るつもりなんてなかった

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降谷side



Aに彼氏がいるかもしれないという疑惑で上がってきたのが灰原という人だった





…灰原？




灰原と言えばコナン君の友達にその苗字の人がいたよな




そう思いコナン君の方を見ると




少し怖い顔をしながらこちらを見ていた





と思うとコナン君は席から立ちこちらに歩いてきた





コ｢ねぇねぇお兄さん達！｣


虎｢おっ！どうした坊主｣


コ｢僕もこの前ね！桜夜さん？って人見たんだ〜！すっごい綺麗な人だよね！｣



釘｢あったりまえじゃない！！おまけにAさんはね！すっごい優しいのよ！｣


虎｢五条先生にはキツイけどな｣


釘｢それはしょうがないじゃない｣


伏｢それは大体五条先生が悪いからな｣





…五条さんって人言われ放題だな




コ｢五条先生って人はAさんと仲良いの？｣




その後に続けてどんな人なのかと聞くコナン君





虎｢あれ？この前桜夜先生が来た時に見たってことだろ？｣


コ｢うん｣



虎｢んじゃ見てるはずだぜ！白髪の目隠しした人｣


コ｢え？…あ、もしかして真っ黒のサングラス見つけた白髪の人？｣


虎｢おう！｣




あの人が…教師なのか





コ「先生なのに凄い言われようだったね」




なんて呆れた声を出している





虎「まぁ、それでも先生は最強だから…なんか信用しちまうんだよな！」




真っ直ぐな目で笑う彼に何故か目が奪われる




釘「まぁ、最強なのは否定できないから悔しいのよね」




なんてそっぽを向くが顔は少し嬉しそうだった





伏「散々に言っても信頼はしてるんでね」






彼らにこうまで言わせる彼に少し興味を持った





コ「じゃあその先生の事大好きなんだね」



虎「おう！」


釘「…なんかそれは癪に触るわね」


伏「別に好きじゃねぇよ」






…やっぱり散々な言われようだな





コ「あっ、そう言えばさ」


虎「ん？」


コ「その灰原って人どんな人なのー？」


虎「あぁ、聞いてたのか？」


コ「うん！聞こえちゃって」


虎「ほんと俺も名前聞いただけだからわかんねぇんだよな〜」


釘「でも灰原なんて初めて聞いたわよ？」


虎「だよな〜」


釘「あ、伏黒知らないの？あんた」


伏「あ？なんでだよ」


コ「え、お兄さん知ってんの？」


伏「…知らねぇよ」


釘「あんたが知らないならもう誰も知らなわよ」


コ「そうなの？」


虎「伏黒は小さい頃から桜夜先生の事知ってたからな」


コ「へぇ〜」

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