出戻るつもりなんてなかった

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伊達side




俺が捜一の三係に配属された同時期に桜夜も配属された





まさかの同期に話が弾んだのを覚えている





松田や萩原の話に連絡があまりつかない降谷と諸伏の話で盛り上がった






話をしてる途中で桜夜の携帯が鳴った





『あ、私だ…非通知？』




なんて少し微妙な表情をしている





伊「非通知だ？…大丈夫なのか？」


『大丈夫でしょ、取り敢えず出るわ』


伊「おう」



『もしもし？』




慎重に話を切り出す桜夜を俺は見守っていた




『…え？』

『あぁ久しぶりだね』



知り合いだったのか表情が一気に明るくなった



『唐突だね、なに？』



『いや、何言ってんの悟』



伊「…桜夜？」




いきなり表情が強ばったのを見て心配になった




悟って言うのは電話相手か？




『陽が？誰に？！』



『は？それだけで？』





何を言われたのか分からないが、明らかに怒ってるって感じだった





『…今後どうなるか分からないって事ね』



『…大丈夫、気にしないで。ありがとう悟』


『…じゃあまた』





そういい電話を切る






伊「大丈夫なのか？結構深刻そうに思ったけど」


『あー、うん知り合いだった』


伊「そうか？」


『何かスマホ無くして公衆電話からかけたらしくて』


伊「あぁ、だから非通知なのか」


『うん』




これ以上踏み込んで欲しくないような雰囲気を感じ話を辞める





伊「…まぁ、何かあったらすぐ言えよ！力になるからさ！」


『うん、ありがとう班長』


伊「俺はもう班長じゃねぇっての」


『ごめんって！班長！』


伊「お前いい性格してんな！」


『ありがとう！』


伊「褒めてねぇよ」











この電話の次の日、桜夜が警察官を辞めたという話を聞いた






__________
_____




伊「これが俺が最後に桜夜とあった時だ」


松「…あいつ今何してんだよ」


萩「悟ねぇ〜その相手がどんな奴か分かったらいいんだけど」


諸「連絡はつかないのか？」





なんて話してんのは降谷の潜入目的？で起こっなっているバイトだ




あれはたまたまだった…

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