【銀魂】ドS王子の幼馴染は男性恐怖症

↓ ページ23

総悟side

Aが部屋を出て近藤さんが口を開いた

「総悟,盗撮はよくないぞ」

「Aが,可愛過ぎる所為ですよ」

「本当,総悟はAの事好きなんだな！」

「ヘイ」

俺は写真アルバムを見た
そこには一人で書類の山を持って行っているアイツ
近藤さん雑談をしている時の笑顔のアイツ
旦那を見つけた瞬間の泣き顔をしたアイツ
土方に犬の餌を勧められた時の顔を青ざめたアイツ
など100位あった
俺は思わず声に出した

「ッ！///A可愛過ぎまさァ///」

俺がうろたえている姿を見た近藤さんは苦笑していた

「そういえば,Aちゃんこの頃ちゃんと休みながら仕事してんのかな？
Aちゃん,少し頑張り過ぎるから明日は非番にしてやろうかなっと思っているんだが･･･」

「いいんじゃないんですか？非番与えても」

「総悟は明日,非番だったろ？」

「そうですけど？どうしたんですかィ」

俺が首を傾げてそう問うと近藤さんは
俺の目の前に座り込み苦笑しながら

「Aちゃん,あー言っていたが本当は距離を置きたくないみたいなんだ。
総悟が盗撮魔っていう事を知って怖かったんだろうな。
本人はお前が自分の事が好きとは気付いていないらしいからな」

確かにアイツは鈍感し過ぎる

「だから,総悟頑張れよ！」

近藤さんは俺の肩をﾄﾝと叩いた

「近藤さん･･･それって告白しろっていう事ですか」

「まァ,そうなるな。明日一緒に非番を楽しめばいいよ」

そう言い近藤さんは部屋を出て行った

↓→←↓

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す