【ヒロアカ】【第五人格】我が個性、我が人格 (ページ26)

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なかなかやるね！ページ26

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ここからは、私が何故このテストにレオパパを選出したのかを軽く説明しながら、残りの個性把握テストをダイジェストでお送りしようと思う。

まず、握力。これはとっても簡単。
もらい火で召喚した復讐者の影と二体目のパペットに協力してもらう事で驚異の400kg台を叩き出した。

一見反則に見えるが、影もパペットもちゃんと右手、左手と交互に使っているのでルールには反していない。

これは、どうやら体の一部を増やせるらしい個性を持ったマスクの人が片手ずつ増やして記録しているのを見て、その戦法をお借りした。
因みにその彼は540kg。すごい(小並感)

「540キロて！！あんたゴリラ？！タコか！！」

「タコって、エロいよね…」

「……」

『……』

タコと聞いて思わずウチのぷりちーな邪神様が一瞬頭に過ったが、荘園でハスター様を『タコさん』とか呼んだ時のイライ君の形相を思い出して、速やかに頭から邪神様を振り払った。邪神様は荘園へお帰り。

気を取り直して、立ち幅跳び。
これは単純に50m走で使いそびれた“瞬間移動”を使った。

ゲームでは、ゲートまたは暗号機へと飛べるスキルだったが、リアルでは“私が知っている場所“に限り移動できるものとなっている為、取り敢えず立ち幅跳びのメジャーの上限まで飛んでおいた。記録は無限。

そりゃそうだ、軽くどこでもドアみたいな役割が出来る程だから。
電車に乗り遅れた時とかとっても便利。

更に、長距離走を測定する頃にはクルータイムが経過していてもう一回、瞬間移動を使えた。万能。

ちなみに50m走と同じ用法を使わなかった理由は、パペットを二体とも設置してしまい投げられなかったから。仕方ないね。

次の反復横跳びは、まだ枠の余っていたサバイバーからナワーブを選出、肘当てフル活用でヒュンヒュン飛んだ。
ゲームだったら勿論そんな事出来ないだろうが、それはあくまでもプログラミングされていない行動だったというだけなので、肘当てをリアル身体につけてしまえばこの通り。

「ひゅううううう！！！」

『ふぉおおおおお！！！』

結果、紫色のモギモギでバウンドしていたぶどう頭君と競り合って謎の友情が芽生えた。

『なかなかやるね！』

「おう、お前もな！」