【第一章】夢主が闇AUの癒し枠になる話【UndertaleAU】

スパゲティ ページ43

私はテーブルの席に座ると、既に色んな料理を食べ進めているホラーさんと目が合う。するとホラーさんが笑顔になって言った。


ﾎﾗｰ「闇AUに入ってくれてありがとな。お前の料理凄い美味いぜ、また食べさせてくれよ」


ホラーさんはそう言って食事を再開した。私は既に昼ご飯は食べたけど、美味しそうに食べるホラーさんを見て食欲が湧いてきて、目の前にある美味しそうな料理を眺める。するとクロスが代わりに私の食べたい料理を全て私の皿に入れてくれた。


A「え、そんな、流石に自分で取るよ？」


ｸﾛｽ「いつも料理を手伝ってくれるお礼だ、この位はさせてくれよ」


クロスが笑顔でそう言うので私は仕方無く、クロスに全部料理を取ってもらった。


A「ありがとう.....！ちなみにこれ、クロスが作ったの？」


ｸﾛｽ「あぁ、エラーさんも手伝ってくれたが殆ど俺が作ったな」


この量の料理を作れるのが凄い、私はそう思いながら彼の作ったミートソーススパゲティを1口食べると、トッピングの粉チーズがいい味を出していてとても濃厚な味で美味しかった。


A「美味しい.....」


ｸﾛｽ「へへ、ありがとな」


A「これ、今度作り方教えてくれないかな？」


私がそう言うと彼が目を見開いた。すると直ぐに笑顔に戻った。


ｸﾛｽ「あぁ、分かった。今度は2人で作ろうな」


クロスは教えるの上手そうだし私でも美味しいスパゲティが作れるかな、と私は期待を胸に膨らませる。私はその後スパゲティを完食して、皆を見る。どうやら皆はお酒を飲んで少し寄っている人も居るようだ。


ｷﾗｰ「もう飲めない......」


ﾏｰﾀﾞｰ「はは、お前もまだまだだな〜？」


ｷﾗｰ「まーだーだけに〜？」


キラーさん達は既に酔っ払っていて、寒いギャグを言っている。人間と同じなのであれば、明日起きたら二日酔いの辛さで飲んだ事を後悔するのではと内心呆れながら彼らから目線を移す。


ﾅｲﾄﾒｱ「もっと飲めよ〜？まだいけるだろ？」


ｸﾛｽ「うっぷ.......吐きそう......もう勘弁して下さい......」


ﾅｲﾄﾒｱ「仕方ねぇな、このコップ全部飲めば許してやる」


クロス達を見るとどうやらナイトメアがクロスにパワハラしている様だ。止めようかと思ったが、スケルトンが一体何を吐くのかと思いやっぱり大丈夫だろう、と彼らから視線を外した。

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