7 ページ7
＊
日直の仕事をしていると、しばらくしてから顕嵐が入ってきた
私と顕嵐は同じクラス、勇太はというと実は１個先輩だから階が違う
まぁ、年の差を感じないくらいの仲の良さだと私は思ってる
『おはよう〜笑』
顕嵐に２度目のあいさつ
顕嵐はくすっと笑って
「おはよう笑」
と返してくれた。
あれま、珍しい、顕嵐が笑った
私もつられて笑ってしまった
「なに笑ってんの？」
『いや、顕嵐が笑ってくれた日はいい日になりそうな気がする』
「何それ笑」
そう言って顕嵐は手伝うよと、日直の仕事を手伝ってくれた。
『顕嵐ってほんと優しいよね』
そんなことないよと顕嵐は言う
『顕嵐のことみんなにもっと知ってもらいたいなー』
「なんで？」
『顕嵐はクールで無口って思われてるけど、ほんとはすごく優しいし、笑った顔も見てほしいもん』
「俺は俺のこと分かってくれる人がいればいいよ」
『全く勇太と大違いだよ、勇太も顕嵐くらい優しけりゃいいのに』
そのとき、顕嵐は少し表情を固くした様な気がした
『あらん…？』
声をかけようとしたとき
「おーい、日直やってるかー、」
教室の入口から入ってきたのは勇太だった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 23人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かなな(プロフ) - 蘭さん» 読んでいただけてすごくありがたいです！更新頑張りますね。貴重なコメントありがとうございます。 (2018年2月4日 2時) (
レス) id: b09e3fae35 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - 続きが楽しみです。 (2018年2月4日 0時) (レス) id: 3d5cc8d928 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：plum❅ | 作成日時：2017年11月11日 20時
