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7話 ページ8
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私は泣きそうなくらい居た堪れない思いをしているというのに、何故か先輩は先程から無言で私のことを見つめてくるのだ。
『(もう無理……)』
もう今日の所は帰らせてもらおう。限界がすぎる。
そう思って席を立とうとした時、聞き慣れた声が2つ聞こえてきた。
『あの、せんぱ…』
「お、監督生じゃん。何してんの？」
「珍しいな。寮長と2人なんて」
『エース！デュース！いい所に……！！』
今の私には、2人の存在がまるで天から垂らされた一糸の糸のように思えて、私は迷わずそれに縋り着いた。
『あの！ローズハート先輩、この話はまた今度にして頂けると嬉しいです！い、今から友達と野暮用があって…またお会いした時に必ずお礼させていただきます！すみません！ごちそうさまでした！さようなら！』
「え、ちょ……監督生？！力強っ！」
「引きずられる……！」
別れの挨拶を一方的に済ませ、ズルズルと2人を引きずりながらハーツラビュル寮の出口へと向かった。
ラッキーアルファベット
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沙耶香 - 面白かったです｡ (2020年8月1日 15時) (
レス) id: a2eaf195f4 (このIDを非表示/違反報告)
Asana(プロフ) - 面白いです！！更新頑張ってください (2020年5月24日 22時) (レス) id: 68032239c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬服 | 作成日時：2020年5月7日 0時
