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バイクに乗り慣れてない私を軽々と持ち上げて後部座席に乗せてくれる
「しっかり捕まってろ
落ちても知らねえから」
「え！！でも三ツ谷くん絶対怪我させないって！」
「そんなの口先だけだろ」
「お、降りる！」
「もう降ろさねえよ」
バイクのエンジンをかけたと同時に私の緊張感も一気に上がる
本当に落ちたりしないよね…？？
「ちなみにしっかり捕まってないとマジで落ちるから」
「ひぃっ！！」
バイクがゆっくり走り出した瞬間、私は怖くて三ツ谷くんの腰に腕を強く回す
細いのにしっかりとしている腰
捕まってるだけなのに変なことまで考えてしまった
「どう？バイクで走んの気持ちいいだろ」
「うん！」
最初こそは怖かったもののだんだん慣れてきて風の気持ちよさを感じ、そのまま三ツ谷くんの背中に頭を預けるとなんだか温もりが伝わって安心感がある
「何？眠たくなった？」
「ううん、三ツ谷くんの背中あったかい」
さらに擦り寄ると三ツ谷くんが体をピクッと揺らした
「…あー、もう我慢我慢」
「何が我慢なの？」
「何でもねえよ
あとで覚えとけ」
そして少し走って着いた先は海
「わあ、綺麗！！」
「だろ？ここ俺の気に入ってる場所」
「すごい！」
バイクからおろしてもらい駆け寄ろうとすると腕を掴まれる
「走んな、お前のことだから転ぶ」
そのまま腕を掴まれゆっくりと海際に近づく
側からみれば私が三ツ谷君を引っ張って急かしているようでなんだか親子みたいだ
「あんま海の方よんな
濡れるぞ」
「足元だけは？」
「今の季節の海の気温なめんな」
私は諦めて片手にいちごミルクを持って、海際を歩き続ける
「Aこっち向け」
「ん？どうしたの？」
三ツ谷くんの方を振り向くと、カシャっという音が聞こえた
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のん(プロフ) - 初めまして。続き見たいです。 (6月20日 1時) (
レス) @page50 id: 178869710c (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 待ってました！！絶対読みにくるのでまだまだ書いてください！！ (6月18日 23時) (レス) @page50 id: 152d2ae69a (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽ(プロフ) - ゆずさん» コメント頂きありがとうございます！ちょいちょい様子見しながら決めていきたいと思います！ (6月17日 23時) (レス) id: beb51aacfb (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 更新見て飛んできました🥺🥺まってます❕ (6月17日 23時) (レス) @page50 id: 843a0c5854 (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - 最高です最強です文才天才すぎです大好きです、、良ければもっと続きがみたいです(更新良ければ時間ある時にでもお願いします！！完結までついて行かせてください！ (2023年1月20日 5時) (レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽぽ
| 作成日時：2021年10月9日 20時
