無自覚 ページ5
翌朝
銃兵1「なぁ、あいつ今日おかしくないか?」
銃兵2「やっぱりそう思うか?俺も思ってた」
二人の銃兵は、いつもよりふわふわとしているAを訝しげに観察しながら、話しを続ける。
A「(な、なんだろ、これは...
本当に恋、なのか?!
いやいや、でも主である山姥切様に恋なんてしちゃいけないよね!!!)」
頰をパァン!と叩いて、煩悩を払う。
銃兵2「やべぇよアイツ、、、」
銃兵1「今日は近付かないでおこうぜ」
.
.
.
今日も今日とて、戦場へ出る。
A「(いやまぁ、でもよくよく考えたら結局山姥切様が私を認識してるわけないし
この前たまたまお話しただけで、
特にそのあとこれといったことは無いし)」
ガチャガチャと装備を整えながら、開戦の合図を待つ。
すると、隣にすっと誰かが立つ。
山姥切「今日も、頼むぞ」
凛とした空気を纏って、私達に言った。
銃兵達『応!!!』
そして開戦の合図が鳴る。
遠戦が始まり、私達銃兵はただひたすらに相手を撃つ。
一通り遠戦が終われば、あとは白刃戦である。
A「いいなぁ、騎乗とか、盾とか」
銃兵1「やめとけ、お前はすぐ飛ばされて終わりだろ」
A「そんなことないですよーだ」
そんなくだらないやりとりをしているうちに、
白刃戦は終わった。
銃兵2「お、おい...山姥切様、いつもより酷いぞ!!」
そんな声が聞こえ、後ろを振り向くと
いつもに増して、返り血を浴び傷を負った山姥切様が居た。
長谷部「帰城だ。山姥切がこれではどうにもならん。」
山姥切「...まだ、俺はやれる」
長谷部「馬鹿なことを言うな。
それでお前が折れたらどうする
元も子もないんだ。」
山姥切「俺が折れたところで、悲しむ奴はいないさ」
その言葉を、私は聞き流せなかった。
A「__ッ、私は悲しいです!」
銃兵1「おい!やめろ!男士達の話口出しするな!!」
長谷部「お前、刀装か...にしては身体が少し細いような_」
山姥切「お前には関係の無い話だ
刀装は他の主の元へ付けるだろう。
俺にこだわる必要など無い」
A「私は山姥切様にお仕えしているのです。そしてそれはこれからも変わりません。
...どうか、この刀装めの身勝手な発言をお許しください、
私は山姥切様に、いなくなってもらっては困ります」
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Momo_Tarou(プロフ) - 続編おめでとうございます!!これからも更新頑張って下さい!応援してます!! (2020年1月5日 6時) (レス) id: 55132ee02b (このIDを非表示/違反報告)
にわ(プロフ) - 高校生さん» さにわちは!!読んでいただけて嬉しいです〜!更新がんばっていきます! (2020年1月2日 23時) (レス) id: 9ced130178 (このIDを非表示/違反報告)
高校生 - 頑張ってください!応援してます~* ((さにわちは←? (2020年1月1日 18時) (レス) id: aa49b5f72c (このIDを非表示/違反報告)
Momo_Tarou(プロフ) - にわさん» よろしくお願いします!!いい年を!!そして最後になるんですけど年末にこの作品を見れて嬉しかったです! (2019年12月31日 23時) (レス) id: 55132ee02b (このIDを非表示/違反報告)
にわ(プロフ) - Momo_Tarouさん» ひょーーー!ありがとうございます!!設定に少し凝っているので、そこ褒めていただけてめちゃくちゃ嬉しいです...泣これからもよろしくお願いします〜!良いお年を!! (2019年12月31日 23時) (レス) id: dc9a723a5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にわ | 作成日時:2019年12月30日 0時