出逢い ページ2
開戦の合図が、鳴る。
私たちはその音を聞いた瞬間、一気に刀身を抜き戦闘体勢に入る刀剣男士の前で銃を構える
『銃兵、撃て＿＿！！！』
合図と共に、遡行軍に向けて銃を撃つ
その瞬間に、私の”主”は凄まじい速さで敵陣へ突っ込み、遡行軍を斬り倒していく
銃兵 1「＿山姥切様、相変わらず凄い勢いだな」
銃兵 2「あぁ、しかも毎回傷だらけになって帰城してるだろ？いつか折れちまいそうで怖いな」
遠戦が終わり役目を終え、よっぽどのことが無い限りもう動くことがない私たち銃兵は、
こうやって、自分達を扱う刀達が戦う姿をずっと見守る
A「...」
だが、こうやってただ見守るだけの立場でも、
自分の主＿すなわち、自分を所有している刀剣男士が重傷を負えばかなり焦るのだ
現に今も＿＿
弓兵「おい！鯰尾藤四郎様が戦線崩壊だ！！
引くぞ！！」
投石兵 「まずい、陸奥守様が中傷だ...」
盾兵「守りを固めろ！槍を絶対に通すな！！」
こんな感じである
騎乗兵、盾兵、槍兵などなど、白刃戦でしっかりと戦わなければならない刀装達はかなり大変である
刀装も、まぁまぁしんどいのだ。
そんな事を考えていると、勝負が終わった合図が鳴る
銃兵１「山姥切様が帰ってきたぞ！」
その声を聞き、はっと頭を上げる
山姥切「......」
私達は山姥切国広様の銃兵刀装
A「(今日も、傷だらけだ...)」
その刀装の中で、唯一の女の刀装として私は生まれた
初めて山姥切様に使われた時のことは、今でもはっきり覚えている
山姥切「お前達は絶対に白刃戦の戦線には入るな、斬る役割を負っているのは刀剣男士である俺たちだ
刀装と言えど、俺達と同じ付喪神
むげに扱うということはしたくない。」
山姥切様は、私達にこう言ってくれたのだ
あの人は、きっと私のことを認識なぞしていないだろうけど、それでもいいのだ
私は、山姥切様をお守りできれば、それでいい
.
.
.
その日の戦も全て終わり、本丸へ帰城する
A「...あ、どうしよう...」
銃兵１「どうかしたのか？」
A「鉄砲の弾、置いてきちゃった...
今ならまだ取ってこれるかな...」
私は急いで戦場に戻った
.
.
.
山姥切「＿全員いるか
騎乗兵、銃兵...？
一人足りないが...そんな筈はないよな」
銃兵１「あー...一人、戦場に戻りました」
山姥切「...なんだと？！」
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Momo_Tarou(プロフ) - 続編おめでとうございます！！これからも更新頑張って下さい！応援してます！！ (2020年1月5日 6時) (
レス) id: 55132ee02b (このIDを非表示/違反報告)
にわ(プロフ) - 高校生さん» さにわちは！！読んでいただけて嬉しいです〜！更新がんばっていきます！ (2020年1月2日 23時) (レス) id: 9ced130178 (このIDを非表示/違反報告)
高校生 - 頑張ってください！応援してます~* ((さにわちは←？ (2020年1月1日 18時) (レス) id: aa49b5f72c (このIDを非表示/違反報告)
Momo_Tarou(プロフ) - にわさん» よろしくお願いします！！いい年を！！そして最後になるんですけど年末にこの作品を見れて嬉しかったです！ (2019年12月31日 23時) (レス) id: 55132ee02b (このIDを非表示/違反報告)
にわ(プロフ) - Momo_Tarouさん» ひょーーー！ありがとうございます！！設定に少し凝っているので、そこ褒めていただけてめちゃくちゃ嬉しいです...泣これからもよろしくお願いします〜！良いお年を！！ (2019年12月31日 23時) (レス) id: dc9a723a5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にわ | 作成日時：2019年12月30日 0時
