男士達は雄に目覚めた【刀剣乱舞】

食 ページ17

何ヶ月分も溜まっていた政府への報告書を、やっとのことで片付け終わった。





A「ぐぁーーーっ！やっと終わった...」






座椅子に座りながら思いっきり伸びをすると、




ほのかに美味しそうな匂いが香ってきた。






A「お腹、空いてきたな」






香ってきた匂いにつられるように、私は審神者部屋を出た。





.
.
.





台所を覗き見てみると、燭台切が調理をしていた。




どうやら夜食を作っているらしい。




私はなんとかつまみ食いをする方法を影に隠れて考えていた







すると









燭台切「主、食べたいなら素直に来ればいいだろう？」







どうやら、燭台切は気付いていたらしい。






A「うっ...気付かれてたか......」



燭台切「ほら、そこに座って

もうすぐ出来上がるから」






手招きをする彼を見て、渋々台所近くのテーブルの椅子に座る





A「あ、お酒もある」






私が卓上に置いてあった日本酒へ手を伸ばすと＿





燭台切「こら、それは度数が高いから今晩はやめて置いたほうがいいよ」





彼は私の手からズルズルと日本酒を遠ざけた。






A「あ゛あ゛あ゛そんな残酷な...」


燭台切「僕の料理はお酒無しじゃ食べれないってことかな？ん？？」





威圧気味にそう言われ、私は無言で首を横に振った。

味→←苦

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す