肌 ページ1
__季節は、夏
ジリジリと身を焦がすような日差しが照りつける中、
私はノースリーブに短パンというなんとも身軽な格好で縁側で昼寝をしていた。
すると
山姥切「おい、そんな格好で寝ていると風邪を引くぞ」
山姥切国広が、私の横であぐらをかきこちらを見ていた。
眠さに耐えられず、私は寝返りを打つ。
A「ん〜、わがった...あとで、、」
山姥切「また寝るつもりだろ、ほら起きろ」
彼は私の脇をぐいっと両手で上げ、無理やり私を起こす。
急に肌を触られ、”あの三振り”(前作参照)に触られた時を思い出してしまった。
A「っ...」
山姥切「だいたい、肌を露出させすぎなんだ。
だから触られた時にそうなるんだろ」
山姥切は私がそれを気にしていたことをとっくに気付いていたらしく、すぐに手を離す。
少し間が空いて、なんだか空気が濃くなった気がした。
A「変な気を起こすのはあの三振だけでしょ、山姥切は大丈..夫...」
山姥切「おい、寝るな。」
A「もー、別にいいじゃん、こんなに暑いんだから風邪も引かないし誰も手は出さないし大丈夫ですーー」
山姥切「全く...呆れ返るな。」
やば、怒らせたかな、と彼の方は体を向け、
表情を確認した_
.
.
.
山姥切side
縁側を通った時、主が昼寝をしていた。
いつも通り、随分と露出した格好だ。
_ただ、ここにはそれに変な気を起こす奴はいない為、この状況に慣れきってしまっているのだ。
山姥切「おい、そんな格好で寝ていると風邪を引くぞ」
俺が声をかけても、なかなか起きようとはしない。
試しに上体を起こそうとしたが、
身体に触れれば珍しく恥じらう素振りを見せる。
山姥切「(ここの刀に何かされて_...)」
そこまで考えて主へ視線を戻した時に、
ふと彼女の肌に痕がついているのが目に入る。
山姥切「(_誰だ、これを付けたのは)」
嫉妬、ではない。
今まで誰のものでもなかったというのが、
誰かのものになった時
何か醜い感情に犯 されていくのを感じる。
主がこちらの方へ寝返りを打ち、俺の方を何やら心配そうに見つめる。
山姥切「自覚がないなら、自覚させてやるまでだ」
俺はそう言い放って、彼女の肌着の下に手を通した。
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tatuyuki(プロフ) - 初めまして。とても面白くて一気読みしてしまいました。もし、リクエスト出来るなら和泉守兼定(他新選組)をお願いします! (2021年2月6日 22時) (レス) id: ac1f4ac199 (このIDを非表示/違反報告)
にわ(プロフ) - 神崎柚莉愛さん» コメントありがとうございます〜!楽しんでいただけて嬉しいです...泣 これからもどうぞよろしくお願いします! (2021年2月4日 18時) (レス) id: ae673d749e (このIDを非表示/違反報告)
神崎柚莉愛(プロフ) - この作品見た時にどストライクすぎてやばかったです!最高です!!これからも頑張って下さい!! (2021年2月1日 17時) (レス) id: 54dd9f96ce (このIDを非表示/違反報告)
にわ(プロフ) - 林檎さん» リクエストありがとうございました!鶯丸さんを堪能していただければ幸いです...!長らくお待たせしてしまって申し訳ありませんでした (2021年2月1日 6時) (レス) id: ae673d749e (このIDを非表示/違反報告)
Mikomiko - (※先程の続きです。)構わないのでしたら,鬼丸さん・数珠丸さん・太朗太刀さんの以上3名をお願いしたいです。長々と申し訳ございませんm(__)m (2021年2月1日 5時) (レス) id: 4ec99752b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にわ | 作成日時:2019年12月24日 23時