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(一人)「ほんまる?」
鶴丸「刀剣男士や審神者がいる所だ。
…それも、何か裏があるんじゃないか?」
光忠「いや、これは政府の理事が決定したことだから、何かあったら政府自体が危うくなるし…
恐らくほんとうにお詫びとして本丸を渡そうとしてるんじゃ?」
髭切「今回の一件で遡行軍の痕跡が見つかったから、何かあった時の為に本丸を存続させておきたいんじゃない?」
鶴丸「俺が、また刀剣男士になるってことか」
光忠「そうなるね
…どうする?」
鶴丸「(一人)」
ふいに名前を呼ばれ、鶴丸さんの方を見ると、
彼は私を優しげな目で見てこう言った
鶴丸「…(一人)はどうしたい?」
(一人)「私は…
鶴丸さんと、一緒にいたいなぁ」
髭切「聞いてるこっちが恥ずかしくなってくるね」
鶴丸「…仕方ない、いいだろう」
光忠「じゃあ、政府にはそう伝えておくよ」
髭切「あ、ちなみに三日月も付いてくるよ」
鶴丸「おい、それは聞いてないんだが」
光忠「だって、土地神になったのって鶴さんと三日月さんくらいだし…一振りよりは二振りのほうが心強いでしょ?」
鶴丸「くそ…やられたな」
.
.
.
一週間後(時間過ぎるのが早いのは気にしないでね)
光忠さんと髭切さんに見送られ、
私たちは本丸に向かうための"ゲート"に入った。
三日月「久しいな、(一人)。
鶴丸の所が嫌になったらいつでもこちらへ来い」
鶴丸「おいおい、なんの話してんだ」
そんな他愛もない話をしながら、本丸の扉を開ける。
(一人)「お…おおお…!おっきい!!!」
古いけど生活で、どこか懐かしさを感じさせる本丸は、居心地が良かった。
鶴丸「懐かしいな」
三日月「…あぁ。秋には縁側でよくお前と月見をしたものだ」
鶴丸「そんなこともあったな」
はは、と笑う鶴丸さんと三日月さんを見て、これからの生活が楽しみになる。
(一人)「とりあえず、着替えようか
着替えはそれぞれの部屋に用意してあるらしいから」
二人と話をするのも慣れ、敬語が抜けてきた。
鶴丸「俺たちは大丈夫だが、(一人)は大丈夫なのか?
なかなか着慣れてないだろう」
核心を突かれ、ギョッとしてしまう
(一人)「だ、大丈夫に決まってるじゃん、
いくつだと思ってるの…」
語尾が薄くなる私を見て、鶴丸さんニヤリと笑う
鶴丸「そうか、じゃあ着替え終わったら広間に来てくれ」
意地を張ると、こういう事になるのだ。
と、私は後悔した。
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にわ(プロフ) - さらさん» ありがとうございます〜泣なんとか完結できました!鶴さん…来るといいですね!!祈ってます… (2019年12月3日 18時) (レス) id: 9ced130178 (このIDを非表示/違反報告)
さら - 完結おめでとうございます!! 凄くよかったです!!無事鶴丸さんと付き合えたぁ〜♪♪続編あるなんて嬉しいです!!これからも楽しみにしてます!!私のゲームにも鶴さん来て欲しい(泣) (2019年12月3日 18時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
さら - ありがとうございます!!お願いします!! (2019年12月1日 23時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
にわ(プロフ) - さらさん» リクエストありがとうございますー!了解です!膝丸さんと鶯丸さんですね〜! (2019年12月1日 23時) (レス) id: 9ced130178 (このIDを非表示/違反報告)
さら - さっそくリクエストいいですか??膝丸さんと鶯丸さんのお話書いて欲しいです!! (2019年12月1日 23時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にわ | 作成日時:2019年10月18日 0時