十一 ページ12
その日の午後、私の体調はかなり良くなり、
長義さんに政府を案内してもらうことになった。
長義「君の体調の回復力は凄まじいな」
(一人)「長義さんのお陰ですよ」
長義「…そういうことを平気で言うな…」
あれ、もしかして照れてる？？
(一人)「長義さんって…なんか、とっつきにくそうだけど、やっぱり優しいです」
私がそう言った時、長義さんは「はぁ…」と短い溜息をつき、少しこちらを向きながら
長義「ああ、君が言いたいことはわかったから、少し静かにしていてくれ…」
と、耳を赤くして言った。
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.
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(一人)「わぁ…政府って大きい…」
長義「まあ、この世に何人もいる審神者を纏める場だからな。」
政府はほんとにでかい。でかすぎる。
おまけに綺麗。どこからお金出してるんだ…
長義「君と僕が仕事をするのはここだ。」
一人「…綺麗な場所ですね…このデスク全部使ってもいいんですか？！」
長義「あ、ああ。もちろん。
ちなみにここは、審神者の警護や付き添いで来た刀剣男士も通るエリアに面しているから、
面倒事に巻き込まれないように気をつけてくれ。」
(一人)「面倒事…とは？」
長義「たまにあるんだよ、刀剣男士が俺たちにいたずらを仕掛けてくるってことが。」
イタズラ？！そんなことあるの？！？！
(一人)「でも、なんか楽しそうで良いですね」
長義「まったく…特に鶴丸国永には注意だな。
あとは短刀、打刀……全員だ。」
頭を抱える長義さん。
(一人)「ふふ、わかりました。」
なんだかこれからのことが少し楽しみになって、不意に笑ってしまった。
長義「……」
すると、長義さんは少し驚いたようにこちらを見る。
(一人)「何かありましたか？」
長義「いや、なんでもない。
とりあえず、政府案内はこれで終わりだ。
何かわからない事があったら聞いてくれ」
(一人)「長義さんはどこのデスクなんですか？」
長義「ここだが？」
彼がトントンと叩いてるデスクは、私の真隣であった。
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琴葵(プロフ) - 完結おめでとうございます！！！！面白くてイッキ見してしまいました。そして最終話で涙モノでした…！！続編の更新、心より応援しています！！どうかお体にお気をつけて！！！ (2019年12月26日 11時) (
レス) id: 35f7e92960 (このIDを非表示/違反報告)
にわ(プロフ) - やみつきドーナツさん» ありがとうございます〜！ちょっと変わった話にしようかな、って思ってたので、そう言ってくださるとめちゃくちゃ嬉しいです、、これからもよろしくお願いします！ (2019年12月18日 7時) (レス) id: dc9a723a5e (このIDを非表示/違反報告)
やみつきドーナツ(プロフ) - 凄いお話の設定が好きです！これからも更新頑張ってください！続き楽しみです！！ (2019年12月18日 1時) (レス) id: 944e7c1e1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にわ | 作成日時：2019年1月1日 18時
