久しぶり ページ3
広間へ着くと、もうすでにみんなが揃い、ワイワイと私を待っていた。
今剣「あっ！！あるじさまです！！！！」
光忠「やっと来たね、
あれ？鶴さん、さっき膝丸くんと来ていなかったっけ？？」
鶴丸「しっ！！三坊、ナイショだナイショ！！」
(一人)「ふふっ……
みんな、ただいま」
宗三「おかえりなさい、主。」
髭切「おかえり〜」
平野「お疲れ様です！！！」
みんながわらわらと私のところへ集まる。
短刀たちがほとんどの中、
何振りか大きい子達がいるような……
まぁいっか。
.
.
その後、夕飯は終わり、
私は風呂へ向かっていた。
着替えを持ち、歩いていると、
髭切「やぁ、主。
ちょっといいかい？」
膝丸「少し話があるんだが」
源氏の宝刀兄弟が、ドンと後ろと前に立ちはだかる。
(一人)「え、いや…あの……お風呂に入ってからでよろしいでしょうかね〜〜」
髭切「え？なに？？襲われたいの？」
膝丸「わざわざ風呂上がりを選ぶとはな。」
(一人)「そういう意味じゃねーよ」
髭切「まぁ……少しくらいいいじゃないか」
(一人)「…？っわ、」
髭切は後ろから、私の手首を引き寄せる。
背中に伝わる、暖かい温度。
(一人)「あのー……これはどういう状況？
理解不能なんだけど」
髭切「ちょっと、ね。
膝丸、どーぞ」
(一人)「ちょっと待ｯ＿＿＿」
待っては、くれなかった。
膝丸は私の目の前に来るな否や、
膝丸「すまない」
そう言いながら、私を優しく引き寄せた。
その瞬間、髭切さんの手が離れる。
その時の髭切さんの手からは、少し名残り惜しそうな感情が伝わってきた。
髭切「まったく……大胆だねぇ、ほんと。」
(一人)「膝丸、どうしたの」
膝丸「不安になったんだ。
本物の主が帰ってきたのか。」
そう言った膝丸は、どうにも小さく見えた。
私はそれに答えるように、ちゃんと背中をポンポンと優しく叩いた。
その時
膝丸「なんか……鶴丸の匂いがする気がするんだが」
(一人)「気のせいに決まってんじゃん何言ってんの膝丸……気のせいだよ気のせい。」
髭切「(わかりやすいな)」
膝丸「ほぅ……」
目を細めて疑いの眼差しを向ける膝丸。
完全に拗ねているのだ。
(一人)「……風呂入ってきます！！！！！」
逃げるしかないよね。
.
髭切「ややこしいね、ほんとうに。」
膝丸「やはり鶴丸も……そうなのか」
髭切「これは見ものだね。」
膝丸「兄者！からかわないでくれ！！」
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にわ(プロフ) - のら猫さん» わー！！とても好きです！そういうの！！！ありがとうございます〜！！参考にさせて頂きます！ (2018年11月10日 19時) (
レス) id: 1be1c118f8 (このIDを非表示/違反報告)
のら猫(プロフ) - お久しぶりです！新作参考になれば良いのですが、ホワイト本丸に本丸護衛？として来た少女との審神者や男士とのほのぼのライフ的なモノとか？新作楽しみに待ってます！ (2018年11月10日 0時) (レス) id: 8d32f0832d (このIDを非表示/違反報告)
runaruna(プロフ) - 紹介文ですが、敬語ではなく警護ではないでしょうか？ (2018年4月26日 18時) (レス) id: 9383cf8279 (このIDを非表示/違反報告)
にわ(プロフ) - ででででさん» 読了ありがとうございました！頑張ります！！ (2018年1月24日 16時) (レス) id: f9f5548433 (このIDを非表示/違反報告)
でででで(プロフ) - 素敵な作品ありがとうございました、これからも無理せず頑張ってください^_^ (2018年1月23日 22時) (レス) id: ab6ad38c7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にわ | 作成日時：2017年11月30日 19時
