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扉を開くと、そこには綺麗な花が飾ってあった。
「わぁ...綺麗に咲いてるなぁ.....」
花をじっと見つめていると、ふとあることに気がつく。
「妙に静かな気がする」
もしや、みんな遠征とか？
いやいや、でも役人は「全振り本丸で待機させてます」って言ってたし
「あのー、どなたかいらっしゃいませんか」
思い切って大きい声で誰かを読んでみたが、
全く反応が無い。
「どうしよう...勝手に入ったらダメな気がする」
これから自分の本丸になるとはいえ、彼等とはまだ面会も無い初対面の状態。
万が一敵とみなされたりしたら...などと考えてしまう
いや、それにしても静かすぎる。
全振りいるなら少しくらい物音が聞こえてもいい筈なんだが
だいたいこういう時は＿＿
「外から見てみるか」
本丸の玄関から中庭に入ることができる。
確か見せてもらった資料では、中庭には縁側が面していたような...
「そこから少しだけ中を覗くくらい良いよね」
足音を立てないようにそっと中庭へ入ると、予想通り縁側があった。
幸い天気が良い日であったため、戸は開けられていた。
「(誰か、いませんか〜っと)」
心の中でそう呼びながら、少しずつ縁側に近づいていく。
すると、やはり人影が見えた。
2、3人くらいだろうか、何やら机を囲んで団欒しているようだ。たまに笑い声が聞こえる。
そこで変な好奇心が芽生えてしまった。
気付かれないように少しずつ少しずつ縁側へ寄っていくと＿＿
パキッ
「(うおっ！！やべーー！！！！！)」
小枝を踏んでしまい、思いっきり音が出てしまった。
「誰かいるのかい？」
団欒をしていたうちの一人が、そう言った。
いや、「誰かいるのかい？」じゃないよ！！！
なんで小枝を踏んだ音は聞こえるのにさっきの私の大声は聞こえないのよ！！！！
そう心の中で叫びながら私はその場からすぐに逃げ去った。
.
.
.
「おやおや、逃げてしまったようだね」
「本当はもう少し驚きのある出会いにしたかったんだがな...」
「だから俺は普通に玄関で出迎えたほうが良いと言っただろう」
「ま、いいじゃないか。
＿＿さぁ、鬼ごっこの始まりだぜ。
男士達も待ちくたびれてるだろう」
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にわ(プロフ) - こだぬきさん» 小説を楽しんでいただけて嬉しいです！続編頑張ります〜！コメントありがとうございました、これからもよろしくお願いします！ (2020年2月7日 9時) (
レス) id: dc9a723a5e (このIDを非表示/違反報告)
こだぬき(プロフ) - はじめましていつも楽しみに拝読させて頂いてます！主人公さんと刀剣男士達の関係がいつもどうなってしまうのか気になります。是非とも続編を執筆して下さい！お願いします！ (2020年2月6日 23時) (レス) id: 2d82e32e86 (このIDを非表示/違反報告)
にわ(プロフ) - まかろんさん» まかろんさん、ありがとうございます！作品が好きと言って貰えると、「ああ〜作ってよかったー！！」っていう最高な達成感とありがたみを感じます、、続編もお楽しみに！こちらこそ、これからもよろしくお願いします！ (2020年2月6日 22時) (レス) id: 9ced130178 (このIDを非表示/違反報告)
まかろん(プロフ) - この作品が大好きすぎて更新される度にわくわくしながら読ませてもらってます！笑続きを楽しみにしています、これからも頑張ってください！ (2020年2月6日 22時) (レス) id: 5f520ce7f7 (このIDを非表示/違反報告)
にわ(プロフ) - leiさん» コメントありがとうございます！続編楽しみにしていてくださ〜い！！ (2020年2月6日 21時) (レス) id: 9ced130178 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にわ | 作成日時：2020年1月24日 20時
