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EPISODE 5 ページ5

森「気の済むまでそうさせてあげなさい」

『わ、分かりました…』

__数分後

『落ち着いた?中也』

中「ズビッ…嗚呼」

中也がAに抱きついてから数分が経った。
未だ中也は鼻を啜っているようだが、涙は収まった

中「.......Aはまだポートマフィアなのか?」

『勿論』

中「そうか、…良かった」

森「A君にはポートマフィア幹部として活動を再開してもらう積もりだよ」

中「あ、首領.......はい。」

森「今中也君完全に私の存在忘れてたよね?」

中「いや、そんなことは…」

『ふふ、』

中「っ…!Aが…笑った…」

『いや何驚いてんの、普通の事でしょ』

中「そうだけどよぉ…ズズッ」

中也がまた泣き出そうとしていた

『あぁ…!分かった!分かったからもう泣かないで!』

中「すまねぇ…、所で今のところAが生き返ったって誰が知ってんだ?」

『まだ中也と森さんとエリス嬢だけだよ。
余り大事にするつもりは無いからね』

中「そうか、姐さんには伝えねぇのか?」

『あー、紅葉姐さんか......』

Aが迷っていると森が口を開いた

森「これから紅葉君との任務も増えると思うからねぇ…
知っといてもらった方が私的には助かるかなぁ」

『分かりました』

森「ありがとう、助かるよ。
あ、そしたら今行ってくるのはどうだい?
丁度紅葉君の任務が終わったところだと思うし、」

『承知しました。......中也も連れて行ってもいいですか?』

森「うん、いいよ。
後で2人とも戻っておいで」

中「分かりました。」

『はい。』

中也は落とした報告書を拾ってAと共に首領室から出た。

森「さて、.......これを太宰君が知ったらどうなるかなぁ .......A君の死について彼が1番哀しんでたからね。」



_____________

『ねぇ、中也』

中「あ?」

『…久しぶり』

中「.......嗚呼、久しぶり」

『4年ぶりだね…確か』

長い間あってなかったせいもあり、会話が覚束無い。

中「だな、.......A」

『ん?』

中「.......済まなかった。」

『え?…何が!?』

中「Aが死んだ任務の時、太宰の他に俺も居たんだよ。」

『あそうだったの?』

中「.......だから、その、…護ってやれなくて、悪かった」

『別に中也が謝ることじゃないよ。
あれはただの事故死、私の監督不行届だよ。気にしないで』

中「そうか、手前は何時までやっても優しい奴だな」

『ふふ、ありがと』

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愛雫優月(あいし ゆづき)(プロフ) - 一気見しました凄く内容が良くて最高でした✨更新待ってます.ᐟ‪.ᐟ‪ (4月7日 13時) (レス) @page16 id: b0983097f3 (このIDを非表示/違反報告)
りんる - 更新待ってます! (2022年8月21日 0時) (レス) @page10 id: fac259dccd (このIDを非表示/違反報告)
まこと(プロフ) - とても面白いです!更新楽しみにしてます! (2022年8月13日 3時) (レス) @page9 id: 26954e9d33 (このIDを非表示/違反報告)
村人C - ポートマフィアってあったかいですね。 (2022年8月7日 20時) (レス) @page6 id: ed78c159cc (このIDを非表示/違反報告)
ルルカ(プロフ) - 夢主ちゃん…相当ロリータ服着せられるのが嫌だったのかな? (2022年8月6日 17時) (レス) @page1 id: d786c529bb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:コあら_ | 作成日時:2022年8月4日 2時

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