EPISODE 8 ページ8
Aと中也が芥川達を探し始めて10分ほど経った頃、それらしき人物が見えてきた。
『あ、中也あれじゃない?』
中「あ?あー、あれだな」
2人とも芥川達を認識し、其方へ歩いていると芥川が気配を察し振り向いた
芥「っ!Aさん!お戻りになったんですね。」
芥川が此方を向き話しかけた事により樋口もこちらの存在に気づく事になる
樋「あ!Aさん〜!おかえりなさい!」
『ただいま、2人とも』
中「おいおい、俺には挨拶はなしかよ」
芥「あ、…お疲れ様です。」
樋「お疲れ様です。」
中「手前ら明ら様だなぁ!?」
『今日の中也は存在感薄いね笑』
中「うるせぇ!」
芥「…所で、何用ですか?」
『嗚呼、えっとね芥川君達の次の任務に訳あって私達も同行する事になったからそれをお伝えしようと、』
樋「態々ありがとうございます!」
樋口が満面の笑みで言った
『ふふ、いーえ』
それに返すようにAも微笑んだ
芥「成程、並ば僕らの作戦もお教えしておいた方が良いですね」
『そうだね、その方が助かる』
芥「承知。ではまず樋口が探偵社に乗り込み依頼と称して探偵社員を袋小路に呼び込み、そこを僕が襲撃する。」
『成程ねぇ、まぁ私達は近くから見てればいいかな?
君達の力で十分だよね?』
Aが腕を組み、首を少し横に倒した
芥「然り」
樋「勿論です!」
『ふふ、じゃあ次の任務宜しくね。
期待しているよ』
そう言ってAは手をヒラヒラと振った
「「はい。」」
今まで空気と化していた中也がやっと口を開いた
中「…相変わらず手前は部下から人気だな」
『それは中也もでしょ?』
中「そうだといいがなぁ」
『それより中也、今日の私達の任務ってこれで終わり?』
中「嗚呼」
『なら……"彼処"行かない?』
Aがニヤニヤとした顔で中也に問いかけた
中「嗚呼、…"彼処"…な、いいぜ」
『よし!そうと決まったらすぐ出発!』
中也とAはある場所を目掛け外に出た、
看板が特徴的な、あの"Bar"を目掛けて。
中「てか、手前病み上がりっていうか、生き返り直ぐに酒なんか飲んでいいのか?」
『大丈夫、大丈夫。
それより中也は自分の心配しなって。
中也はほんとに酒癖が悪いんだから』
中「…気をつける、」
『ふふ、別に攻めてはいないよー?
機嫌直して中也、1杯奢ってあげるから』
中「ほんとか!」
『はんとほんと笑』
なんて会話をしているとお目当てのBarについた
" Bar Lupin " に。
531人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
愛雫優月(あいし ゆづき)(プロフ) - 一気見しました凄く内容が良くて最高でした✨更新待ってます.ᐟ.ᐟ (4月7日 13時) (レス) @page16 id: b0983097f3 (このIDを非表示/違反報告)
りんる - 更新待ってます! (2022年8月21日 0時) (レス) @page10 id: fac259dccd (このIDを非表示/違反報告)
まこと(プロフ) - とても面白いです!更新楽しみにしてます! (2022年8月13日 3時) (レス) @page9 id: 26954e9d33 (このIDを非表示/違反報告)
村人C - ポートマフィアってあったかいですね。 (2022年8月7日 20時) (レス) @page6 id: ed78c159cc (このIDを非表示/違反報告)
ルルカ(プロフ) - 夢主ちゃん…相当ロリータ服着せられるのが嫌だったのかな? (2022年8月6日 17時) (レス) @page1 id: d786c529bb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:コあら_ | 作成日時:2022年8月4日 2時