死 ぬ 気 で 逃 げ ろ 。弐【鬼滅の刃】【逆ハー】

恋柱･蛇柱 ページ16

鬼ごっこ終了まで、あと2時間。







甘「見つけたわ！！Aちゃん！！！」






『ひいっ！！！蜜璃ちゃん…！！！』






伊「甘露寺を見て、第一声が「ひいっ」とは何だ。それにさっさと捕まれ。そもそもお前は甘露寺といつも距離が近いんだ。((((ﾈﾁﾈﾁ」








あ、伊黒さん…いつも通りで安心しました。









甘「Aちゃん、今度こそ捕まえてみせるわ！！
そして一緒に温泉の旅よ！！！」






『ひぎゃぁぁぁぁぁあ！！！！きつい、それはきつい！！！！』









蜜璃ちゃんと温泉にはいるんだよ？

目の前にあの大きな胸があるんだよ？


精神的苦痛だよ(((((伝われ









甘「Aちゃん…そんなに、私と温泉行くの嫌なの？」





伊「おい香月。お前嫌とか言わないだろうな？それに甘露寺に悲しそうな顔をさせるなんて、万死に値する(((ﾈﾁﾈﾁ」






『違うのぉおおおおお！蜜璃ちゃんのことは大好きだし、温泉にも行きたいけどさァァァァァァ？！諸事情でさぁぁあ？！』








やだもう泣きそう。自分で言ってて泣きそう。


すると蜜璃ちゃんは、ハッとなにかに気がついたような顔になった。








甘「Aちゃん……私の配慮不足だったわ……。



女の子の日、なのよね？ごめんね…」







『チガーーーーウ！！！！なんかズレてる！！！！女の子の日ではないよ？！そこは安心して！！！』





甘「あら、そうなのね！じゃあ行きましょう！！」






『むりぃぃぃぃぃぃぃぃい！！！！！！』







まじでその可愛い笑顔で全力でこっちに来ないでぇぇえええええ！！！！


あと伊黒さんは今すぐ私を殺しそうな鋭い目やめてえええええええ？！怖い！まじ怖い！！








その後、2人は何故かなかなか私から離れず、かなりの距離を追いかけてきていた。






…………いや待って、それにしても私の後着いてきすぎじゃない？？え？






いつもならもう撒けているはずなんだけど………？？？









その時だった。

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