肆拾陸. ページ49
善「……
あ"ーーーーっ!!あいつ禰豆子ちゃん持ってったァァ!!!
ただでさえAちゃんが炭治郎達に着いてって複雑なのに!!!
なんで禰豆子ちゃんまで持ってくんだ!!とんでもねぇ炭治郎だーー!!
危ないとこ連れてくな!!女の子を!馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿!!
禰豆子ちゃぁぁぁあん!!
Aちゃぁぁぁぁあん!!」
そしてその数秒後、俺はそのいつも危険なところでAちゃんに守られている情けないポジションについていたことに気がついたのであった。
***
この音……なんの音?
「まただ…またこの音だ…!
この音が聞こえてきて、気づいたら隊員同士が斬り合いになったんだ…。」
『…っ、音はどこから』
音の元凶を探せ。
聴覚に全てを集中させて……。
その時、後ろからの人の気配に振り向いた。
『…あれか』
隊服をきた、鬼殺隊の隊員。
その人達は、突然私たちに襲いかかってきた。
『危ない!』
私は刀で攻撃を弾いた。
……下手に隊員を傷つけることはできない。
隊員達の動作は、どこかぎこちなく、そして固かった。
伊「こいつらみんな馬鹿だぜ!
隊員同士でやり合うのは、ご法度だって知らねぇんだ!」
炭「いや違う!動きがおかしい…!
なにかに、操られている!」
伊「…よし、じゃあぶった切ってやるぜ!!」
炭「だめだ!まだ生きてる人も混じってる!
それに…仲間の亡骸を傷つけるわけには行かない!」
……そうは言っている暇、無いかもしれない。
冷酷かもしれないが、ずっと避けているだけじゃ埒が明かない。
……どうすればいいものか。
伊「否定ばっか……するんじゃねぇぇえ!」
炭「うぉっっ!!」
そして何故か伊之助は、炭治郎のお腹に頭突きをした。
「は、へぇあ…っ!ぁぁあっ!」
『…っ、後ろ、危ないですよ?先輩…!』
「た、助かった…!」
360度、意識を張り巡らさないと…背後を取られる。
炭(背中から…甘い、奇妙な匂い…!)
炭治郎は、伊之助が背負い投げした隊員の背中の少し上に、刀を降った。
その瞬間、隊員は前に崩れ落ちる。
『……糸!操られてるってこと…?!』
炭「糸を斬れ!!」
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ひかり(プロフ) - craneberry1223さん» すいません誤字多いです...。教えてくれてありがとうございます! (2019年10月19日 10時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
craneberry1223(プロフ) - 風邪で揺れる×風で揺れる○ (2019年10月19日 8時) (レス) id: 1013b94a43 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 檸檬さん» ありがとうございます!伊之助もいいですねぇ〜!(´∀`)ほんと、鬼滅の刃は魅力的なキャラが多いです...! (2019年9月26日 20時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - 面白いです!私は富岡さんと、伊之助が好きですねー( ^ω^ ) (2019年9月26日 20時) (レス) id: 37ecf0b3f7 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 月歌兎さん» いやいや!大丈夫ですよ〜!あってたなら良かったです!コメントありがとうございました!また間違えてるところあったら教えてくださいi((殴 (2019年9月23日 22時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひかり | 作成日時:2019年9月22日 12時