参拾玖. ページ42
そしてまあ、部屋にたどり着くまでに色々驚くことはあったが、とにかく休めるところには来た。
伊之助は、炭治郎に意地悪のつもりで色々突っかかるが、炭治郎には通用しない。
というか、逆にあの優しい微笑みで返される。
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そして、お医者さんの検診。
ちなみに検診の結果は、私以外の3人は重症だった。
善逸は肋2本
炭治郎は肋3本
伊之助は肋4本。
善「みんな…肋折れてたな」
『ははは、まいったねぇ』
炭「言っておくけど、Aも骨にヒビ入ってたからな?!」
折れてるよりはマシだよ、あまり痛くないから。
と、心の中で返答しておいた。
伊「肋より…こぶがいてぇ。」
善「お前俺に謝れよな、痛かったんだぞ。
ボコスカ叩きやがって…謝れ」
伊「断る」
善「謝れよ!」
伊「断る!!」
『謝りなさい!伊之助!』
炭「圧倒的なAの親感!!」
善「そんなんじゃ、もうご飯を一緒に食べてやんないぞ?」
伊「…はあ?なんだそりゃ」
善「ご飯はみんなで一緒に食べた方が美味しいんだぞ。」
炭「そうだぞ!」
伊「お前ら…頭大丈夫か?」
伊之助は、心から「何言ってんだ、こいつら」というかおをしていたとおもう。
善「お前に言われたくねえ!!」
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『そういえば、なんで伊之助は鬼殺隊に入ったの?』
伊「あ?」
炭「何かきっかけはあるんだろ?」
伊「鬼殺隊の隊員ってやつが、俺の山の中にきやがったから…力比べして刀を奪ってやった。」
……その鬼殺隊は、不幸だ。
同情するよ、さすがに。
伊「そしたら、最終選別ってのがあることとか、鬼の存在について聞いてよ…」
『それで伊之助は鬼殺隊に入ったんだね』
炭「っていうか、伊之助も俺と同じ山育ちなんだな!」
伊「お前と一緒にすんな!俺には親も兄弟もいねぇぜ?ほかの生き物との力比べだけが、俺唯一の楽しみだ!!」
……私、多分もう伊之助以上の野生に近い人間を見れないと思う。
善「……炭治郎。誰も聞かないから俺が聞くけどさ。鬼を連れてるのはどういうことなんだ?」
炭「……善逸。わかってて庇ってくれたんだな。
善逸は本当に良い奴だな!」
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ひかり(プロフ) - craneberry1223さん» すいません誤字多いです...。教えてくれてありがとうございます! (2019年10月19日 10時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
craneberry1223(プロフ) - 風邪で揺れる×風で揺れる○ (2019年10月19日 8時) (レス) id: 1013b94a43 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 檸檬さん» ありがとうございます!伊之助もいいですねぇ〜!(´∀`)ほんと、鬼滅の刃は魅力的なキャラが多いです...! (2019年9月26日 20時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - 面白いです!私は富岡さんと、伊之助が好きですねー( ^ω^ ) (2019年9月26日 20時) (レス) id: 37ecf0b3f7 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 月歌兎さん» いやいや!大丈夫ですよ〜!あってたなら良かったです!コメントありがとうございました!また間違えてるところあったら教えてくださいi((殴 (2019年9月23日 22時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひかり | 作成日時:2019年9月22日 12時