参拾参. ページ35
着地時間…着地面積を最小限にして…！
響(部屋の回転に対応している…？！)
『いけ…！炭治郎！』
いけ、入れ！間合いの内側に…！！
前へ！懐に入り込め…！！
見えた！隙の糸…！！
炭「響凱！君の血鬼術はすごかった！！」
響「……っ！！」
俺は、響凱の首を落とした。
安堵の溜息を零すが、その瞬間全身に痛みが走る。
炭「あいたたたたた…！！！」
『た、炭治郎…？！しっかり！！』
深く息を吸ってしまったーーー……。
Aは幸い、見たところ頬のかすり傷だけだ。
痛みの中でも、Aの傷があまりないことに安心した。
だが、あまりの痛さに立っていられず、膝をつく。
…俺は長男だ。
長男だっ…！！
響「……小僧。答えろ。
小生の血鬼術は、凄いか？」
炭「…！
凄かった。でも、人を殺したことは許さない。」
響「…そう、か」
炭「そうだ、血をとらなきゃ…」
俺は響凱の、まだ残っているからだに血を吸い出してくれる物を投げた。
ちゃんと血が取れてる…刺さっただけで、 本当に自動で血を取ってくれるんだな…。
『…これは？』
Aは不思議そうに俺の行動を見た。
炭「えーっと…」
そうだ。Aは禰豆子のこと知らないんだった。
ここで無闇に話して、Aが「鬼は殺すべし！」とか言い出したら……
『…？』
首を傾げるAを見た。
……Aは、言わないか。
何故か俺は直感的に、Aは禰豆子のことを受け入れてくれると感じた。
俺が話そうとした時、「にゃあ」と猫の声がした。
炭「うわっ…！ね、猫？！
あぁ…君が珠世さんの所へ届けてくれるんだな…
よしよし、ありがとう」
猫はまた姿を消した。
…愈史郎の術か！
すごいなぁ…。
『あっ…！』
Aは思い出したような声を出す。
『潔君達…！探さないと！』
炭「本当だ…！行こうかっ…ってて…」
『骨、やっぱり痛むよね？
私が探してこようか？』
炭「いいよ、大丈夫！」
俺が笑ったのを見ると、Aも少し微笑んただ。
…その顔が、ほんの一瞬だけ…禰豆子に似ていた。
……顔は似ていないのに、なんでだろう。
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ひかり(プロフ) - craneberry1223さん» すいません誤字多いです...。教えてくれてありがとうございます！ (2019年10月19日 10時) (
レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
craneberry1223(プロフ) - 風邪で揺れる×風で揺れる○ (2019年10月19日 8時) (レス) id: 1013b94a43 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 檸檬さん» ありがとうございます！伊之助もいいですねぇ〜！(´∀`)ほんと、鬼滅の刃は魅力的なキャラが多いです...！ (2019年9月26日 20時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - 面白いです！私は富岡さんと、伊之助が好きですねー( ＾ω＾ ) (2019年9月26日 20時) (レス) id: 37ecf0b3f7 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 月歌兎さん» いやいや！大丈夫ですよ〜！あってたなら良かったです！コメントありがとうございました！また間違えてるところあったら教えてくださいi((殴 (2019年9月23日 22時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひかり | 作成日時：2019年9月22日 12時
