02.番外編ｰ不意打ちｰ ページ11
※Aちゃんのデレ期なお話
※ヒロトがいつもより正常な番外編
※甘え系
甘え系のお話大丈夫な方は読んでくださると有難いです！
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基山ヒロトside
『ヒロト、ヒロト』
ヒ「ん？」
トテトテとAは俺に向かって歩いてきた。
うん、切実に可愛い。
『……』
Aは少しあたりを見渡した後、俺の方に向き直った。
そして、両手を広げた。
ヒ「…？」
『……5秒』
ヒ「え？」
『5秒だけ、ギュッてしてほしいな〜……なんて』
A、君は俺を殺す気なのかな。
いつもは俺に対して少し冷たい対応な彼女だけど、こうやって極々偶に甘えてくることがある。
本当に、気分屋なのかなんなのか…唐突すぎて、毎度心臓が止まりそうになる。
ヒ「5秒だけでいいの？」
俺はAをギューッと抱きしめて、耳元で囁いた。
『うん！』
…そこは即答なんだね。
Aは俺の事が恋愛的に好きで、こんなことを言ってくる訳では無いのは十分わかってる。
…そもそも、Aは俺や緑川に抱き着かれるなんて日常茶飯事だったせいで、その辺の耐性が無駄に強いのだ。
これを「普通」にしてしまった、過去の自分が憎いような嬉しいような…
こうやって甘えてくれるのは嬉しいけど、あまりにも意識され無さすぎて辛いというか…
ヒ「まぁ、いっか」
『……5秒たった』
Aはグイグイと俺の腕から離れようと動く。
ヒ「んー、あと50分に延長してもいいかな？」
『長い』
ヒ「えー？じゃああと5分ー」
久しぶりだなぁ、こんなに強く抱き締めたのは。
俺は嬉しくなって抱き締める腕に力を込めた。
『苦しい』
ヒ「ん？ごめんごめん」
俺はAを離した。
ヒ「また甘えたくなったらいつでも来てね？俺は大歓迎だから」
『……甘えたいとかじゃない』
ヒ「嘘は良くないよ？」
『………。』
Aは本当に気分屋なので、次いつこんな機会が来るかわからないけど…
俺は今の5分間でかなり充電出来た気がする。
軽く特訓10時間出来そうだ。
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ひかり(プロフ) - 桜さん» どうしましたか？(笑)いえいえです...？ (2019年8月31日 20時) (
レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 吹雪咲彩さん» わかりました！ありがとうございます！ (2019年8月31日 20時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - ありがとうこざいます。急ですみません。← (2019年8月31日 19時) (レス) id: 503371ab34 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪咲彩 - ひかりさん» はい、是非！参加申請の仕方は、小説最強イレブン、集めようぜ？と検索をして、作品のURLを参加したい作品アドレスという所に打ち込んだら参加申請出来ますので！因みに、最後に確認をする為、作品のパスワードが必要になります！ (2019年8月31日 11時) (レス) id: 25540ad365 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 吹雪咲彩さん» 基本DFです！参加させて頂いてもよろしいでしょうか？？ (2019年8月30日 18時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひかり | 作成日時：2019年8月25日 16時
