138.きっかけ ページ41
立向居勇気side
俺の特訓を見ていた音無さんと、少し話していた。
音「どうしてキャプテンには相談しないの？」
立「このままじゃ…俺は円堂さんの真似をしているだけになる。」
音「でも、立向居君はムゲン･ザ･ハンドをマスターしたじゃない。」
立「あれだって、本当は円堂さんが覚えるべき技だ…。俺は、俺の技を作らなきゃ…。」
憧れだった円堂さん。
俺は…いつの間にか、その憧れに追いつこうとして円堂さんの真似ばかりしていた。
ムゲン･ザ･ハンドは、俺がいなければ円堂さんが覚えていた技だ。
それが、たまたま俺と出会うことが出来た円堂さんが授けてくれただけじゃないか…。
立「そうじゃなかったら、イナズマジャパンにいる資格がないよ…！」
俺は持っているサッカーボールを触れる手に力を込めた。
音「もー！なんなのさっきから。
ものっすごい後ろ向き！！」
立「でも…俺は…」
音「真似だってこと気にしてるけど、そんなこと誰も言ってないじゃない！！
それとも、誰かになにか言われたの？」
音無さんは凄い剣幕でそう言った。
その剣幕に堪えきれなくなり、俺は木暮のことを話した。
ｰ数分後ｰ
俺の前には、拗ねたようにほっぺを膨らます木暮と、その後ろに立っている音無さん。
音「謝んなさい。ほら。」
立「も、もういいよ…！」
音「でも…！！」
木「……だって、ほんとのことじゃん。」
音「こーらーっ…！！」
木「でもさ、それっていい事じゃん。
それはそれ。これはこれ。
特訓のきっかけになったんだし。それで、必殺技はできたのか？」
…確かに、木暮の一言で特訓をいつも以上にしてたな。
立「…ううん。まだなんだ。
こうして自分を追い込めば、なにか掴めると思ったんだけど…。」
『立向居君』
その時、甘く澄み通った声が聞こえ、顔を上げた。
『追い込めばいいってものでは無いですよ。』
いつもは無表情に見えていたはずのA先輩の顔が、今日はなんだか微笑んでいるように見えた。
そしてA先輩の後ろには、栗松と壁山君もいた。
『1人で追い込んでいても、解決しないことの方が多いです』
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ひかり(プロフ) - 桜さん» どうしましたか？(笑)いえいえです...？ (2019年8月31日 20時) (
レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 吹雪咲彩さん» わかりました！ありがとうございます！ (2019年8月31日 20時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - ありがとうこざいます。急ですみません。← (2019年8月31日 19時) (レス) id: 503371ab34 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪咲彩 - ひかりさん» はい、是非！参加申請の仕方は、小説最強イレブン、集めようぜ？と検索をして、作品のURLを参加したい作品アドレスという所に打ち込んだら参加申請出来ますので！因みに、最後に確認をする為、作品のパスワードが必要になります！ (2019年8月31日 11時) (レス) id: 25540ad365 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 吹雪咲彩さん» 基本DFです！参加させて頂いてもよろしいでしょうか？？ (2019年8月30日 18時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひかり | 作成日時：2019年8月25日 16時
